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2024年新潟サクラマス釣り15日目【三面川】

2024年5月4日 新潟県村上市 三面川

朝夕のみ川へ

昨日に引き続き今日も三面ダムからの放水は毎秒27トン。

正直、日中はあまり期待できないだろうということで、朝夕のみ釣りに集中し、日が高くなってからは新発田まで移動。ネットカフェで校了が迫っていた定期雑誌の仕事をすることにした。

朝は案の定まったくダメ。夕方までの時間は仕事をして、ついでに荒川の様子を見に行くと荒川も水がない。サケの有効利用調査のときと同じくらいで、普段は立てない足場に立つことができ、よさそうなポイントにルアーを流すことができた。

とはいえ、ほかのアングラーは皆無だし、釣れそうな雰囲気を感じなかったため、夕方は三面川へ戻ることにした。

ミノーをクロスでキャストしてドリフトさせダウンになったところで、いきなりバイトがあり、ドラグが鳴った。

カツン、ギッ、ギィーッ…ポロッ。

震えた。案外近いところで食ってきたため、サクラマスの気配を明確に感じるバイトだった。ロッドを握る右手を得体の知れない何かに噛まれたような、ダイレクトな衝撃だった。目の前の水面に、とてつもなく巨大な魚の影がぼんやりと浮かんで沈んだ気がした。2日に1回のチャンスを逃してしまった。

翌日も引き続き放水量は毎秒27トン。バイトがあったとはいえ、これ以上滞在を長引かせる理由はないだろう。大型連休、まだ休みは残っていたがいったん帰宅して仕切り直すことにした。その前にフィッシャーズ村上店へ。伊与木さんに色々と教えていただき、自分の中で疑問に思っていたことがいくつか解決した。

朝。
日本海東北道の橋。
MLバレット93Fでミスバイト。
フィッシャーズ村上店。
この日もウオロク。

サクラマスのアクション

1シーズンしかサクラマスを追っていない私がものすごく雑にまとめると、サクラマス釣りのルアーアクションには主に2通りあるようだ。

まずひとつは、ロッドアクションを積極的に入れてリアクションを誘っていく方法。実は20日間のサクラマス釣りの前半戦までは連続してアクションを入れる釣りをメインにしていた。実際、本命らしいアタリもあった。しかし、しっかり掛からない。

もうひとつは、ゆっくりただ巻き。サクラマス釣りの映像などを見ていると、こちらの方が実践している方が多い印象だ。集中を保つのが難しいが、流れにドリフトさせながらサクラマスの口元にルアーを持っていくイメージ。

アクションメインの釣りは誘いにはなるがサクラマスもうまくルアーを追えず、ミスバイトが多くなるのではないか。上手い人ならしっかり追いアワセを入れたりして、フッキングさせるのだろうが、まだ1尾も釣ったことがないわけで、そううまくはいかない。

伊与木さんら何人かの方に教えていただいた話を総合すると、ゆっくり表〜中層を漂わせて、食い上げさせるようなイメージ。ルアーの動きは手元に感じられないくらいのスピード感。

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