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2024年新潟サクラマス釣り16日目【三面川】
2024年5月11日 新潟県村上市 三面川
無情のダム放水毎秒15トン
藤の花が咲いた。そして、三面川には水がなくなった。
前回の釣行時は三面ダムの放水量が27トンまで減少し、だいぶ水位が下がってしまった。それでもなんとか釣りになりそうな場所を探して、最後の最後で1バイト。
水位が低いのがキツいのは間違いないし、釣りをしているのは遠征組が多めで地元の人は諦めているのかあまり見かけないけど、新たに海から遡上してくる群れもあるはず…と、もはや何度目かわからなくなっていたがまた新潟へ。恐れていたことが起こってしまい、毎秒27トンから15トンまで三面ダムの放水は減ってしまった。
さらに、翌日の予定も15トン。2日連続15トン。
亡き父は若い頃村上の高校で教員をしていたことがあり、その当時三面川でアユの友釣りをしていた。よく「夏の三面川で溺れて死ぬような人はない」みたいなことを言っていた。何回か釣りをしてみた感じ、十分死ねる流れだと思っていたが、今日の夏のような水量を見て「そういうことだったのか」と合点がいった。
水位が低いなら低いなりに、普段やりづらいポイントを攻めやすかったりするのではないか? 川の近くで竹を切っていた方に話しかけてみると、「この水位なら◯◯いいんでねか?」と。実際に行ってみると、たしかに普段の水量だといい筋を通せなさそうな流れ。
しかし、主に中〜上流のポイントをめぐって、まったくのノーバイトで終わった。
前回は絶対に本命だと思わせるバイトがあり、サクラマスをあと一歩のところまで追い詰めたつもりでいた。これで再び迷宮入りか?
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渇水&高水温のダブルパンチ
日中はとても暑くなり、気温は30℃近かったのではないか。釣りは一時中断し、近くの下渡山に登ってみた。標高は200mちょっとだが、まずまずの急登。昔々、ここには下渡城という小さなお城があったらしい。山頂は一応手入れがされていて、眺望あり。ただし、三面川は見えず。
川に戻って、久しく計っていなかった水温を計ってみた。
中流…まさかの14℃。けっこう高い。
上流寄りでは10.5℃まで落ちた。
中流あたりは水位の低下にくわえて、日中の気温上昇や日差しで水温まで上がってしまう模様。ダブルパンチだ。
翌日、運命の17日目。2024年5月12日は生涯忘れられない日になった。
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フックは大きめ、刺さり重視
フックに関して聞いた話をまとめる。
純正フックは基本交換推奨
純正より1〜2番手大きく
刺さり重視
まず、買った時についているフックはあまりよろしくないらしい。ルアーサイズにもよるが、大抵#6がついている。小さすぎるし、硬い口にしっかりフッキングしない。当初、#6くらいの方が口の中に入って、口の脇の地獄のところにロックしやすいのではないか、などと思っていた。
また、純正でがまかつの刺さりがいいフックを装着しているルアーもあれば、そうではないルアーもある。サクラマスのバイトは「あって数日に1回」のイメージ。底の砂利などに当たるからか、使用頻度が高いルアーのフックはすぐなまった。刺さりの面でも頻繁に交換が必要。予備のフックは常にストックするようになった。フック交換を怠ると大きな後悔をすることになる。
フィッシャーズ村上店で#5〜4のやや大きめフックをまとめて買った。ブラックバス釣りでよく使っていたピアストレブルをおすすめいただいた。
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