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【サケ有効利用調査】三面川2024年11月11日

「11月11日」がなんの日だか、みなさんご存知だろうか?

そう、鮭の日だ。

鮭のまち村上の市街地外れをゆったり流れる三面川のサケ有効利用調査に参加した。これは本来は法律で捕獲が禁止されている川を遡上するサケを、県知事による特別な許可の元、「調査」を名目として釣るもの。※完全に事前申し込み制のみ。三面川の2024年の調査は11月末日で終了。

三面川は今春通い込み、念願のサクラマスを手にした川だ。40年近く前、1歳前後の頃、実はイヨボヤ会館の近くに住んでいたこともある。

サケの遡上数は年々減少。心配な状況だったが、朝から明らかにサケらしき巨体が跳ねたり、水面を泳いでいたり、気配はかなりあった。

まず右隣の人が釣り、次に左隣の人が釣り…その後しばらく経ってなんとか私も1尾釣ることができた。エサのサンマやサバの切り身を盗られる掛からないアタリも多々あった。

ヒットルアーはDAIWAのクルセイダー17g。フックも同じくDAIWAのアキアジクルセイダー替えフックSS S2.0号、エサはサバの切り身。

なりふりかまわずエサまでつけてキャストを続けたが、隣の人は普通にミノーか何かで釣っていた。最近ではクランクベイトで釣る人もいるらしい。私の場合風呂敷を広げすぎると大抵裏目に出ることが多いが、本当は色々試してみたい。一応、ビッグベイトなども持ってきてはいたのだが、ほぼ投げず。

鮭のまち村上でサケに出会うことができた最高の一日。しかし、せっかくなら自分で釣ったサケを食べてみたかったのでオスザケも釣りたかったのが本音(メスザケは例外なく有効利用調査委員会によって回収。採卵に回される)。

釣れたのはシーライスがついたままの、遡上したばかりっぽいメスザケ。代わりに記念品としてお酒などをいただいた(お酒まったく飲まないが料理に使う)。記念品はメスを釣ると2つもらえるようだ。お酒のうち1本は亡くなった父が好きだった宮尾酒造の〆張鶴だった。昔村上で教員をしていたから、その時に出会ったのかもしれない。今となってはあまり縁がない土地のように思っていたけど、どこかで少しずつ繋がっているものだな。

順番はくじ引きで決める。
朝の事務所前。
瀬波橋下流左岸でほぼ一日やり切った。
サケの遡上を待ちながらウオロクで買ったおけさ柿をかじる。
ようやく釣れたメスザケ。
これがシーライス?
スプーンにタコベイト、さらにサンマやサバの切り身。
三面川もポイントに番号が振ってある。20番だった。
メスザケは記念品と交換。
イヨボヤ会館へ。
サケの産卵に適した川を整備した偉人。
さかなクンの絵。
古い街並みにあった団子屋さんで買った。
千年鮭きっかわ。
サケを吊るしてある内部も見学可能。

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