#番外編 もう一度ランナーになったワケ
初回投稿の自己紹介で、今までの歴史やPBなどは記載したが、なぜ8年以上ものブランクを経てランナーに戻ったのかについて少し書きたいと思います。
きっかけ
海外で働いた後、名古屋に戻ってすぐの頃、仲の良いお客様と飲みに行った時のこと。そのお客様が市民ランナーで、フルマラソンやウルトラマラソンを走るという話題になった。
お客さんが申し込むという100㎞のウルトラマラソンのレースの話を聞き、「それ、面白そうですね」とコメントしたところ、
「そういえばTaZは陸上部出身だったよね、出ようよ」
という流れになり、酔いも手伝ってその場でウルトラマラソンを申し込んでしまった。その時の月間走行距離、当然0㎞。
ただ出るといったからには完走しなければならない。やるときはやる男なのだ。(エントリー代2万掛かった)
過去の感覚と加齢による衰え
4か月くらいの準備期間があったので、軽いジョギングから始めたが、どうしても昔の感覚が残っているため、オーバートレーニングになっていたのだろう。2月に足首を故障。
その後、膝を痛めたり、今思えば無理してウルトラの練習のためフルマラソンを走ったりと、徐々に脚の負担を増やしていた。
ちなみにフルマラソンは4時間13分(ネット)かかった。36キロ以降は歩き、ラスト2.195キロは17分かかった。普段駅まで歩く速度よりも遅い。
今となってはいい思い出である。
※写真はフルマラソン後の栄養補給の様子。
結局、その後も無理がたたり日常生活に影響が出るほど足首が腫れてしまい、久しぶりのエントリーだった2017年のノーザンホースパークマラソンは欠場、ウルトラマラソンも欠場せざるを得なくなってしまった。
誘ってくださったお客様には本当に申し訳ないことをした。そこはしっかり仕事で挽回した。と思う。
競技復帰に向けて
せっかく走るようになった習慣を無駄にしたくはなかったので、その後しっかりと休養し、30分のジョギングをひたすら続ける期間を経て、2017年8月に9年ぶりのトラックレース、OTTの3000mに出場。
やっぱりトラックは楽しかった。
練習すればするほどタイムが伸びる時期だったこともあり楽しくて仕方がなかった。気づいたら、自己ベストの更新を目指していた。
元々、レースが好きで、ランニング自体はそこまで好きではないのだが、結局自分に向いているのだろう。陸上競技。と、最近考えている。
今後どうするかはわからないが、社会人になってから、もう一度本気になれたここ2年間はとてつもなく充実していたと思う。それなりに犠牲にしたものもあるとは思うが後悔は全くない。
話がそれましたが、もう一度ランナーに戻ったワケは酒に酔った勢いです。
良いお年を。
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