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#09-前編 2019/5/12 ノーザンホースパークマラソン 7kmトレイル @千歳

本noteのメイン記事の1つである。書き続けていたら予想以上の量になったのでまさかの前後編です。

結果:優勝

会場入り~スタート前

勝手知ったるNHPの駐車場に車を止め、毎年恒例のスタート近くの芝生にシートを敷き陣取る。
諸々支度をした後、友人K(以下海斗)とアップに向かう。

海斗は前の記事でも紹介した通り、初参加初優勝したのだが、なぜかその後はどう走っても毎年4着になるNHPのレジェンドである。今年もいろんな意味でやってくれた。

実はこのレース、毎年コースが微妙に変わるという厄介な仕様で、基本的なコース展開は変わらないのだが、細かな変更がある。
今年はダート(砂)コースの工事が終わり、そこがコースに組み込まれたりという情報があったため、念入りにアップがてら下見を敢行した。

コースの詳細だが、スタートから1㎞地点までは土コースが基本で、その後芝生~砂を経てウッドチップの坂路コースに向かう。ここまで3キロほど。坂路コースは全長約800m程度で、ここが一番のキモとなる。競走馬の調教用のため傾斜もえぐい。

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坂路を登り切ったら芝生コースを一気に下り、今回新設された砂の周回コースを約半周、実は今回ここが一番タフだった。

残り2キロは芝生が中心の細かなアップダウンを繰り返すクロカンコースで、最終コーナーを回ってラスト100mはコンクリのスプリント勝負だ。

アップ時点で運よく新設の砂コースを見ることができたので下見をしたが、相当厳しいコースで、ここが勝負どころになると踏んだ。結果的にその見立ては正しかった。

入念にアップを行い、レース直前まで集中力を高める。
一年間、このレースを勝つために走ってきたのだ、と自分に言い聞かせ続けプレッシャーを与える。

スタート~坂路

最前列を陣取り、昨年の教訓(スタート直後の左カーブ→右カーブのクランクのため、右に陣取ったほうがスムーズ)を活かし右側からスタート。ちなみにこのレース、馬が先導するためスタート合図がピストルではなくアナウンサーの「よーい、スタート★」と結構ゆるい。

スタート直後、毎年レースの基準となるゲストランナーの猫ひろしさんと同じ位置でしばらくレースを進める。ペースは速くなく、淡々と進んだ。
土から芝コースに入り、早くも集団が分裂。自分と海斗を含め数人の先頭集団を形成。過去の経験を踏まえた完璧なコース取りも功を奏し理想的なレースで進めていた。

ウッドチップの坂路コースに入ったところ、一人が抜け出し少し前に先行する。しかし、自分は「砂の周回コースが勝負所」という考えと、# 05の「上りのふもとで切り替えてはいけない」という教訓から、一旦追わず、リズムを崩さないように淡々と上った。

坂路のふもとあたりで海斗が遅れ始め、優勝争いは2名に絞られた。
上り切ったころには先頭と5~6秒差。「まだ慌てるような時間じゃない」と言い聞かせ、落ち着いて後半に向かった。

#ランニング #陸上競技 #教訓 #市民ランナー #NHP #駅伝

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