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【別府】私のリラックスできる場所 vol.1

別府市民が新年を迎えるために訪れるのが、 八幡朝見神社だ。 鳥居をくぐり、石畳の参道を歩くと見えてくるのは 別府で縁起が良いと信じられてきた「ひょうたん」と「盃」。足で踏むとご利益があると信じられている。 狛犬を横目に見ながら、もう一つの鳥居を抜けると幹が太く、高さのある夫婦杉が私たちを出迎えてくれる。何年もの時を経て、別府を見守ってきた杉の木。私は訪れるたびに夫々の杉の上に両手をそっとあてて、パワーをいただいている。 お清めは「萬太郎清水」で行う。 萬太郎とは実在した

    • 【別府】魅惑のグルメ 「ポッサム」

      別府駅から徒歩5分。やよいてんぐ通りから一歩路地に入った梅園通り沿い。インパクトのあるネオン看板「にんにく」の文字が躍る。 店内に入ると、看板に天井から大量のにんにくがぶら下がっている異様な雰囲気が広がる、ここは元気な女将が人気のお店「高麗房」だ。 「ここ初めてやな?何にする?ここ来るんやったら、蒸し豚。外せないよ。ちょっと時間いただくから、待ち時間に今できたてのこれチヂミ食べとき。」神戸出身の女将が、馴染みの関西弁で矢継ぎ早に話しかけてくる。 勢いに押され蒸し豚(ポッ

      • 【別府】第六感が芽生えそうな漫喫

        ※一部の写真に過激な文が含まれていますので、 苦手な方はここでお引き取りください。 「かなりディープな漫画喫茶があるんだけど、行ってみない?」 そう同僚に誘われたのが、私と「書肆ゲンシシャ」との出会いだった。 一歩足を踏み入れると異様な雰囲気が来客を迎え入れる。所狭しと並んだ本棚と、不気味な写真・人形の数々。 「ワンドリンク制で1時間1000円。図解や本が読み放題です。」 そう告げられて手渡されたのは、本のテーマが載ったメニュー表。 「・・え?」 想像するにヤバそうな

        • 【別府】魅惑のグルメ 「餃子」

          週末しか食べられない、幻の餃子がある。 そんな噂を聞きつけ向かったのが「ぎょうざ 湖月」。 別府駅から歩いて5分ほどのところにある、ソルパセオ銀座という商店街の横に狭い狭い路地があり、50メートルほど進んで見えてくる。 店内も狭くカウンターに6名しか座ることができない。 私が訪れた時は女性スタッフ2名が出迎えてくれた。 気になるメニューは餃子・ビール、以上。 どちらも価格は600円だ。 注文して程なく、お皿に綺麗に並べられた小さめのパリパリの餃子が運ばれてきた。お皿の

          【別府】後世に残したい銭湯文化

          山は富士、海は瀬戸内、湯は別府 かつて油屋熊八が銘打ったように、別府の魅力の1つは「温泉」。 別府の街を歩くと、あちらこちらに大衆浴場を見かける。 別府市民にとっては大衆浴場は家の「お風呂」のような感覚。 入湯料は毎日利用しやすいようにお財布に優しい100~300円に設定されているところが多い。別府市や公民館等が運営しているところが多く、みんなで町のお風呂を守ろう!という姿勢が伺える。 街を歩いていると、上半身裸のおじいちゃんや、パジャマ姿でシャンプー・リンスをプラスチ

          【別府】後世に残したい銭湯文化

          【別府】魅惑のグルメ 「別府冷麺」vol.1

          全国的に冷麺の有名どころといえば、岩手県の「盛岡冷麺」が思い浮かぶけれど、実は別府も冷麺が有名な場所の一つ。 移住して間もない頃、別府市のフリーマガジンを見て目に留まったのが 別府駅から徒歩10分のところにある「焼肉・冷麺 アリラン」 海門寺公園の隣にひっそりと佇む店構え。カウンターと半個室があり、店内に入ると必ず消毒と検温を実施している。感染症対策もばっちり。 ここの冷麺は魚介のあっさりした出汁、ちょこんと上に鎮座した酸味たっぷりのキムチが特長。暑い今の時期にぴったり

          【別府】魅惑のグルメ 「別府冷麺」vol.1

          【別府】魅惑のグルメ 「とり天」vol.1

          引っ越して間もない頃、美容師さんに髪を切ってもらいながら町のオススメを聞いた。 グルメな美容師さん曰く、 別府は食べ物が美味しいらしい。 早速行ってみたお店は、別府石垣にある「民芸茶屋 味蔵」大分名物「とり天」や炭火焼がいただける、知る人ぞ知る名店。 店構えは古民家のような雰囲気で少し怪しげ。外には竹藪が並ぶ、ちょっとした庭のような空間があり、異質な雰囲気。 店内は座敷とテーブル席があり、 大人数でも、おひとり様でも利用しやすい。 名物を食べてみようと「とり天」をオ

          【別府】魅惑のグルメ 「とり天」vol.1

          大分県 別府市での日常

          はじめまして。仕事の関係で別府に移り住んだTAYLORと申します。 生粋の関西人です。移り住む前は1度だけ「フェリーさんふらわあ号」で、この地に足を踏み入れたことがありました。初訪問から3年後。まさか、自分が別府に住むことになるなんて。当時は想像もしていませんでした。 今月で私が別府市民になってから、ちょうど1年が経ちます。知ればしるほど、この町に魅了されるようになっていきました。景観・人・食べ物・生活スタイル。どれもが愛しくて、両手で抱きしめたくなるほどの魅力であふれて

          大分県 別府市での日常