組織と個人
組織の知能指数
組織にも知能指数があると思う。そしてそれは個人に比べるとかなり低い
頭の良い人が集まっても、組織の知能指数は上がらない
ただ、組織の存在意義は「知能」ではない
だから、それで構わないと言えば構わない
一人でマンションを建てる
知能、体力、運動神経などあらゆる能力が世界一の人を想像してみる
彼を、超イチローと呼ぶ
その超イチローをもってしても、今自分が住んでるこの10階建のマンションを一人で作るのは、一生かかっても無理だと思う
でも、建設会社という名の組織なら1年で作ってしまう
これが組織の存在意義
ノーベル賞
逆も真だと思う。それが最初の仮説「組織は個人に比べると知能が低い」
ずっと不思議だった
なぜノーベル賞を「組織」が獲らないのか?
組織で「考えた」た方が知能が向上するなら、ノーベル賞は今頃「組織」に席巻されている筈
でもそうはならない
ノーベル賞を獲るのはいつも「個人」だ
会社風に
上記を会社風に焼き直すと、
「いくら会議をしたって、新しいアイデアや商品は生まれない」
乱暴に言うとそういうこと
社員「個人」は皆、思っている
「わが社はなんて非効率なんだろう、ムダばっかりなんだろう、なんでこんなこともわかんないんだろう」。要は「なんて馬鹿なんだろう」
実際その通りなんだと思う
組織というのは多分、必然的にそれを構成する個人より知能指数が低くなる
なんてことを会議中、心の中でぐちってたことがある
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