人生初めての落語を見てきた話(前編)
「落語最近気になるんだよねー」と言っていたからか、引き寄せたかのように情報をゲットし、その場でチケットが取れ、あれよあれよと言う間にその日がやってきた!
そう!!!見てきたんですよ!落語!
しかも笑福亭鶴瓶さんの!!!
なんかさ、見たい見たいとは思うもののさ、
落語家さんの知識なんて皆無で、
「じゅげむじゅげむって落語だよね?」的な事くらいしか分からない、くっっそ素人がいざ見に行こう!!と思うことってまあそんなないじゃないですか。
笑点メンバーさんと、ためしてガッテンの志の輔さんと、鶴瓶さんと、月亭方正さんくらいしか知らない私にこんなことあるんだね!
鶴瓶さんの落語会があるの!?しかも自分の県で!?行くしかないっしょ!!ってなるよね?
そうそう、だからたったひとりっこぼっち
電車で1時間えんやこら、行ってきましたー。
さすがレギュラー8本もってる大スター。
全体的な年齢層は高めではあるけど、私くらいの若い人や小学生くらいの子どもまで、老若男女が700席を埋めてました。
開演時間15時ぴったりに、鶴瓶さんが颯爽と出てきて始まったのはフリートーク。
私服なのかな、無理してないおしゃれな服きて、さらっと始まったのは
「おとといから声がでなくなってね……」って話。
ふんわりした雰囲気はテレビのまんま。
なんだろ、そこに少しだけトーンの明るい光がほわんとついた、みたいなかんじ。
だけどそれが独特で、ほわんとしてるのに眩しくて、これがオーラ!?って思いながら見てた笑
ゆっくりゆっくり客席の温度を高くしてくれる感じもとっても心地いいんだよね。
客席を右に左に、前のお客さんに時折話しかけたり、突っ込んだり、一緒に笑ってみたり。
言葉は悪いけど、みんなに人気の親戚のおじさん的雰囲気を持ちつつ、すごい人ってのは子どもにも分かる、みたいな凄み。
そんなこと考えながらフリートークをきいてたら、ど素人のわたしにも1つ分かる事があって。
華丸大吉の大吉先生のcakesでの連載で、
お笑いが全然出来なかった大吉先生は「間」が最大の難敵だった書いてあったんだけど、鶴瓶さんはその「間」がすごかった!
はいどうぞ、ここは笑うところですよ、って
「間」で教えてくれていたんだよね。
みんながその合図で一斉に笑い出すの。
すげえなあって思って私は笑うタイミングを何回も逃しました笑
そこから後ろでなってた出囃子っていうのかな、鳴ってた演奏が生演奏だよーってこととか、落語の演目について、いつもツアーに奥さんが一緒に来てくれて、演目ごとに着物を変えて、それを全部決めてくれてる話とかして、退場。
着替えてる間、今年鶴瓶さんがやった寄席の演目が日付と一緒にスクリーンに流れたんだけど、鶴瓶さん、あんなに忙しいのに、1年で150本以上寄席に出てるんですよ。
1年で150本以上だよ!?
ご本人も強調してたけど、テレビのレギュラー8本もってる人が、2日に1回はお客さんの前で落語してるなんてちょっと半端じゃない。
フリートークの時、新幹線でもサウナでも人を待ってる時でも、どこでも「落語の練習しててね、」ってワードが出てきてたから、空いた時間ほとんど練習していると思うと、
30歳、主婦、フリーターの「音楽やりたいでーす」な私、今までのままじゃ無理だわお前。
圧倒的にかける時間が足りてないと思った。
時間配分とかルーティーン考えよう。
余談だけど、そのバックで流れてる音楽がなんか良くて気になって、すぐShazamしてしまったよ、ピットブルのTimberって曲でした。笑
そんな鶴瓶さんの落語は、ご本人もおっしゃってたけど、初めて見に来た人が分かりやすいように解説というか、この人がこうなって、こんな描写ですよ、これを頭に入れてもらえると話が分かりやすいよ、みたい話からはじまる。
最初の演目は「徂徠豆腐」(そらいどうふ)
もうね、すごかった。
そのすごさをお伝えしたいところではあるが、初めての私はとにかく雰囲気に飲まれた。
でも、笑いどころは分かる。だって、フリートークの時みたいに鶴瓶さんが分かるように置きにきてくれるから。どうぞ笑って、って。
なんか圧倒されたままあっという間に終わってしまって15分の休憩。
……って所まで書いて、また明日書こうと思って(下書き)に入れようとしたら(投稿)押してしまったのでとりあえずここまでで前編です!笑
相変わらずのポンコツや!
後編はまた次回!!
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