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詰めが甘かった

毎日note6日目です。

乗務の日は16時半頃になると、決まって立ち寄るコンビニのイートインコーナーで軽い食事を取るのが日課です。

普段はカップ味噌汁を選ぶことが多いのですが、昨日はなぜかお汁粉に心惹かれました。

缶のお汁粉はちょくちょく飲むけど、今回はちょっとだけ奮発。

美味しそうでしょう〜


棚から手に取ると、そのお汁粉のパッケージはずっしりと重たい。
(たぶんお餅がたくさん入ってるのか?お腹たまりそうだな、いいね)
そんな期待を抱きながらレジへと向かいました。

店員さんは顔なじみの方で、僕の顔を見るなり、
「あら、珍しいですね!お汁粉なんて、どうしたんですか?お疲れですか?」
と、声をかけてくれました。

「少し疲れ気味かもしれません、最近売り上げがあまり良くなくて、夜遅くまで粘ってるんですよ」
と答えると、

「甘いもの食べて元気を出してくださいね」

店員さんの優しい言葉に軽く会釈をし、僕はイートインコーナーの椅子に腰を下ろしてパッケージを開けました。

そこで初めて、僕は大きな間違いに気づきました。

このお汁粉、お湯を注ぐタイプではなく、袋に入ったお汁粉とお餅をカップにあけて電子レンジで温めるタイプだったのです。

もちは完全に沈めるって書いてある…はぁ…ご親切にどうも!

…………そりゃそうだよ、持った感じの重さが、ちょうどお湯を入れたカップ味噌汁と同じくらいだもん、こんなお餅が重いわけないじゃん!
あの重さ、お餅が隙間なくカップの3分2くらいぎっしり詰まってないと計算が合わない。

…そんなことはどうでもよく、ここのイートインコーナーには電子レンジがない。

つまり、ここでお汁粉を飲むには、店員さんに温めてもらうしか方法がなかったのです。

なぜだろう、お汁粉とお餅をカップにあけて、店員さんに手渡して温めてもらう、ただそれだけのことなのに、なぜか僕は、恥ずかしさを感じちゃいました。

なんとなく、お弁当やおにぎりを温めてもらうのとは何かが違う…その「何か」の正体は全くわからないが(笑)

結局僕は店員さんに温めてもらうことをせず、お汁粉を持って、そそくさとお店を後にしました。

お汁粉は仕事が終わってからの楽しみにとっておこう。

今回のミスの原因は疲れていたせいというよりも、ただ単に僕がおっちょこちょこちょいだっただけだと思うけど、お汁粉が飲みたかったタイミングで飲めなかったのは、なかなかしんどかったです。

だけど、仕事が終わった後の待ちに待ったお汁粉は、冷えた体に温かいお汁粉が全身に染み渡り、優しい甘さが広がります。 薄切りのお餅もトロトロ、最高に美味しかったです。

レンジで温める前
温めた後です。
美味かった〜✨


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