私の起業ストーリー～後編～ お客様が求める税理士を紹介
皆さん、こんにちは。
株式会社タックスコム代表の山下健一です。
前回に引き続き、私の起業ストーリーをご紹介します。
今回は後編として、弊社の事業立ち上げ「税理士コンシェルジュ」のスタートについてお話したいと思います。
私の「起業ストーリー～前編～」はこちらからご覧いただけます。
起業支援から税理士紹介へ
新卒で入社した記帳代行会社が入社後1年6ヶ月で倒産。顧問先だった企業に転職し、3年間勤めた後、起業支援のサービスを立ち上げるために起業しました。今まで学んできた知識と財務・会計面のノウハウを活かしていきたいと考えていました。
起業支援の一環として、起業セミナーを開催した際には、当時活躍していた経営者の方からリアルな業界の最新情報を共有していただくなど、起業を目指す方々との交流の場として好評でした。起業セミナーの様子はテレビの取材も入るほど注目を集めました。
みんな、税理士選びに困っている
2009年1月に新しいサービスとして、「税理士紹介コンシェルジュ」というサービスを開始しました。
起業支援のサービスを行っていた際、経理代行の仕事も行っていたのですが、お客様から「税理士を紹介いただけませんか？」とご相談されることが多々あり、どんな税理士にお願いすれば良いか悩んでいる人や困っている人がいるということを知ったのがきっかけです。
当時も税理士を紹介するサービスが複数ありましたが、税理士とお客様が面談を行うことなく、紹介するだけという事業モデルでした。これではお客様、一人一人に合った税理士の紹介はできないと思いました。
私はこれまで多くの税理士に会ってきた実績を活かし、単純に税理士を紹介するだけでなく、税理士とお客様が面談を行うことで、そのお客様にあった税理士を紹介したいと思いました。
また、私自身も会計のスキルや税理士業務についての知識があるので、お客様が求める税理士をご紹介できると確信しました。
実際に「税理士コンシェルジュ」は、サイトを立ち上げてからすぐにお客様から多数問い合わせをいただき、非常に多くの反響がありました。
「税理士コンシェルジュ物語」もぜひご覧ください。
税理士の声から新規事業立ち上げへ
2024年、税理士コンシェルジュを利用する税理士の方から顧問先の悩みとして「記帳代行・経理代行をお願いしたい」「会計ソフトを購入したが使いこなせていない」「経理を担当する人を探しているが見つからない」といった声を聞くことが増えました。
経理業務は専門性が高く日々新しい知識と高い実務能力が必要な仕事です。さらに現在は経理部門のDX化が進み、作業時間が短縮される反面、経理業務の複雑になりスキルの高い経理人材が求められています。
このように経理人材の採用には、企業の業界業種により、専門性と柔軟な対応が求められるため、なかなかスキルの高い人材の採用が難しい状況です。
そこで私は、経理代行をしてきた経験を活かし、「経理コンシェルジュ」というサービスを本格的にスタートしました。
おわりに
「経理コンシェルジュ」はまだ始まったばかりのサービスです。「税理士コンシェルジュ」のように、サービスを利用するお客様の悩みから私たちができることをご提案してきました。
経営者の方たちにとって、経営に関する悩みがある状態では事業のパフォーマンスが上がっていきません。経営者の方たちには、事業発展に向けて最大限のパフォーマンスが発揮してもらえるよう、財務や会計面のサポートをしたいと考えています。
財務や会計面の悩みをお持ちの方は、経理状況の無料診断も行っていますのでぜひご活用ください。
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