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必要なのは「維新の復活」です

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらの画像から。

こちらはJNNが行った11月の政党支持率の世論調査です。

やはり目立つのは国民民主党の支持率ですね。

これだけ露出が増えれば支持率が上がるのも当然で、スキャンダルでもない限り立憲民主党の支持率を抜くのも時間の問題でしょう。

ちなみに選挙前の8月はこういった支持率でした。

これを見れば実は前述した国民民主党だけでなく、立憲民主党や日本維新の会、れいわ新選組なども大幅に支持率が上がっていることがわかります。

一方で大きくその数字が減ったのが「支持なし」です。

今回の衆院選が作った「与党過半数割れ」という状況と、それによる「公約を実現する」というこれまでに無かった「当たり前」が無党派層の政治的関心を高めていることがこの数字に表れているのだと思います。

これは非常に良いことですね。

引き続き各党は切磋琢磨すべきでしょう。

さて、その「切磋琢磨」において私が一番願っているのは

日本維新の会の復活

です。

今回の衆院選で維新は「一人負け」と言われる状況で

実際に改選前の44議席から38議席と6議席減らし、比例票は2021年の前回衆院選から約300万票も減らしてしまいました。

しかし多くの人は覚えていないでしょうが、2021年の衆院選の維新は公示前の11議席を41議席に爆増させる大躍進を遂げていました。
(後に他党からの合流があり44議席に)

これは今回の衆院選で11議席(その後離党などで7議席に)から28議席まで伸ばした今の国民民主党を遥かに上回る躍進ぶりです。

そんな維新が今回は6議席減の38議席、比例票も300万票を失ったわけですが、そうなった理由はどこにあったのでしょう。

そのヒントは国民民主党にあると思います。

国民民主党は今回「手取りを増やす」として所得減税とガソリン減税を訴えてきました。

その結果が350万票の比例票増と28議席です。

この躍進ぶりは2021年の衆院選で「減税」を掲げたて戦った結果、41議席の躍進を見せた維新の状況によく似ています。

これらを踏まえて考えると、

前回衆院選で維新の減税に期待した層が公約実現に積極的ではない姿を見て離れていった

と考えるのが自然でしょう。

前回衆院選での維新躍進を生んだ300万票が、今回の国民民主党の比例票に変わったと見れば数字的にもおかしいものではありません。

敗因は万博や兵庫県知事の影響という声もりますが今回の維新は大阪の19小選挙区の全てを勝っているのですから、それよりも

減税公約達成が感じられない維新から有権者の関心が国民民主に移った

と言えると私は思います。

しかしこれは同じ事が国民民主党にも言えることで、もしこの先国民民主党が減税公約の実現ではなく党勢拡大を目的にするようなことがあれば、きっと有権者の「期待」は「落胆」に変わり、行き場を無くした票は再び「支持なし」に行き着くことになるでしょう。

したがってもしそうなってもその受け皿になれるよう、維新はさっさと代表選でもなんでもやって、イメージを一新した体制の下で減税政党として再スタートを切るべきです。

そうなれば国民民主党はもちろん、自公や立憲にとっても良い圧力になるでしょう。

私は冗談でもなんでもなく本気で

維新は減税に加え、レジ袋有料義務化の政策評価を公約にして参院選を戦え

と思っています。

他党とそれくらいの差別化を図って、維新が自公国の関係に緊張感を持たせる存在になることを願っています。

これまでも書いてきましたが、政治は拮抗させることに意味があります。

「このままでは負ける」という危機感が増税を撤回させ、減税公約を守るというインセンティブを作るのです。

冒頭でも書いたように、これだけ国民民主党のメディア露出が高いと政党支持率は鰻上りとなるでしょう。

だからこそ「ちゃんとしないと維新に票を取られる」という危機感を国民民主党が持つ状況が大切なのであり、「維新と国民が躍進すれば我々の存在感が無くなる」と立憲に思わせることが大事なのです。

加えてそんな野党に自公政権が恐れおののく状態こそがベストな政局です。

そのために必要なのは「日本維新の会が減税政党として復活すること」です。

そしてそれをやらせるのも世論です。

「無償化なんか捨てて減税を言え」とお尻を叩きまくりましょう。

弱ってる時こそこちらの要求を飲ませるチャンスですよ。

ということで、今日はここまで。

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