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投票率を上げる方法

※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

「1票は牛丼1杯分の価値」ではなく「コスト」であることは置いておくとして

投票率を上げろ!

という話はよくありますよね。

私は投票率が高ければ良いなんてことは決して思ってはなく、それはロシアの大統領選挙の投票率が77.44%という事実を見れば、ひとつの数字だけで一喜一憂することは無意味だときっと皆さんもわかることだとと思います。

大事なのは投票率ではなく

選挙に選択肢があるか、また公約に嘘が無いか

という点です。

ウ●コ味のカレーとカレー味のウ●コを選ぶ選挙の投票率が100%であることに何の意味があるのでしょう。

これに白票を投じることがなぜいけないのですか?

大切なことは「美味しいカレー」という選択肢にあるかどうかです。

そのうえで投票率の話をすることが重要であることを忘れないようにしましょう。

ちなみに選択肢を作り、公約から嘘を排除しながら投票率を上げる方法は存在します。

それは

政党交付金の仕組みを変えること

です。

議員数や直近の選挙の得票数などによって各国政政党に割り振られる政党交付金ですが、この予算の算出方法は

人口×250円

となっており、それにより総額315億円もの税金を各党が分け合う形になっています。

つまり生まれたての赤ちゃんから寝たきりの高齢者まで全ての人に250円負担させるのがこの政党交付金なわけですが、当然この方法では投票率が高かろうが低かろうがその額に何の影響も与えません。

だからこそこれを

選挙の投票者数×250円

という算出方法に変えるべきです。

現在の国政選挙の投票率は約50%で有権者数は約1億人なのですから、この方式だと

政党交付金の総額は125億円

となります。

したがって各政党に入ってくる政党交付金も65%減の金額になるのですから、これならどの政党も目の色変えて投票率を上げることに取り組むことになるでしょう。

それは今のような組織票を中心とした政策ではなく、無党派層に向けた政策を生み出すインセンティブとなり、また他党との差別化を図り投票を促す政党が増えるきっかけとなるので、現在よりも選択肢は増えることになるはずです。

投票率を上げたいならこうした仕組みを訴えるべきで、やみくもに「選挙に行け」と言っても社会は何も変わりません。

ウ●コ味のカレーやカレー味のウ●コではなく「美味しいカレー」という選択肢を作ることで投票率を上げないと政党交付金が増えないという環境を作ることこそが選挙に意味を持たせる良い方法なのです。

なおこの話には政党交付金に対する賛否は関係ありません。

政党交付金は無くすべきだと思いますがそれはまた別の議論です。

あくまでもそういう仕組みにすれば投票率を上げるインセンティブが働くよという話ですのでお間違えの無いようお願いいたします。

ということで、今日はここまで。

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