
野党がBC州政府にガソリン減税を要求
※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
Opposition pushing B.C. government for tax breaks at the pump https://t.co/HUEVET4V0a
— CTV News Vancouver (@CTVVancouver) February 27, 2024
2か月ほど前のニュースで申し訳ないですが、こちらはカナダのブリティッシュコロンビア州(以下BC州)発のニュースで
野党がBC州政府にガソリン減税を要求
という内容です。
北米有数の世界都市でもあるバンクーバーもあるBC州ですが、州における政治状況を簡単に説明しておきますと政権はデイビッド・エビー首相率いる社会民主主義政党の「BC新民主党」が握っています。
それに対抗するのが今回「ガソリン税を下げろ」と訴えている中道右派政党である「BCユナイテッド党」です。
実はBCユナイテッド党は前回選挙では第一党にはなりましたが過半数には届かず、僅差で第二党となったBC新民主党が同じく左派のBC緑の党と連立を組むことで政権の座に就いたという非常に微妙なパワーバランスとなっています。
他にもBCユナイテッドよりも右寄りな経済的自由主義政党である「BC保守党」もあり、バンクーバーの有権者は様々な選択肢のもとで政権選択を行っています。
ということでニュースを見てみましょう。
野党、ブリティッシュコロンビア州政府にガソリン税減税を要求
野党は月曜日、ガソリン価格について州政府を厳しく批判し、マニトバ州など他の州が行ったように州のガソリン税を廃止または減税すべきだと圧力をかけた。
BCユナイテッドのローン・ドークソン州議会議員は
「今週末、バンクーバーでガソリン価格が14セントも高騰する中、州政府がガソリン減税を拒否したためドライバーたちは大きな打撃を受けた」
とエビ―首相を批判。
それに対しエビー首相は
「州政府は約100ドル相当の電気料金控除を含むさまざまな経済支援策を実施している」
と述べ、アルバータ州が行ったようなガソリン税廃止は消費者の助けにはならないとも反論した。
カナダ納税者連盟のカーソン・ビンダ氏は州政府のガソリン減税拒否について
「もしガソリン税が無ければ、ドライバーは給油するたびに10ドル節約できるだろう」
「ガソリン税は生活費を増大させる。トラックが農場から加工工場にキャベツを運ぶのにもガソリン税は取られるのだ」
と批判した。
またカナダにおいてはドライバーにはさらなる税金が課せられることが決まっている。
4月1日から炭素税が1トンあたり65ドルから80ドルに増税されるのだ。
この増税によりドライバーにとっては、ガソリンスタンドで1リットルあたり3セント余計に払うことになるだろう。
炭素税は連邦政府による税のため、BCユナイテッドもBC保守党も増税には反対しているが、それを州のガソリン税や他の税を減税することで相殺すべきだと主張している。
「増税による燃料費の上昇が起こらないように対策を講じる必要がある」とBC保守党のジョン・ラスタッド党首は述べた。
以上です。
本当に選挙に選択肢があるということは羨ましい限りですね。
日本の野党の皆さん聞いていますか?
口だけで減税を選挙の争点にしていないのはあなたたち野党です。
先日衆院補選がありましたが、「支持なし」があれだけいるのに投票率が上がらないのは与党と同じ無償化バラマキ政策しか言わない野党のせいです。
民主主義を機能させていないのは野党であることをもっと自覚すべきです。
またそれとは別に、投票率に関してはその低さを嘆き、選挙に行かない人達に不満をぶつけたい人もいることでしょう。
まぁ言いたい気持ちはわかります。
とはいえぶっちゃけそんな私も昔は政治に無関心で、選挙に行かない時期もありました。
その頃の自分にいくら「選挙に行け」と言っても全く響かなかっただろうなと思うと、あの頃の自分と同じ感覚の人に「選挙に行け」と怒るのは理不尽なような気もします。
また前回の参院選で、普段投票に行かなかい多くの人が選挙に行った結果、あのガーシーが生まれたことも考慮すべきでしょう。
投票率の数字より重要なものがあると私は思います。
私は「選挙には行くべきだと思うけど、行かない自由もある」というのが持論ですので、そこは賛否あるとは思いますが
でも一つだけ言えることは
減税運動をしている人で選挙に無関心な人はいない
ということです。
「減税しろ」と言ってる人は地方選挙はもちろん、他の選挙区の選挙まで選挙期間でなくても関心を持って見ています。
しかもそれをお祭りイベントの様に楽しんでいる人が大半です。
おそらく減税運動をやっている人はほぼ選挙に行くでしょう。
また与えられた狭い選択肢の中からでも、一番減税に近づく投票を選ぶでしょう。
ということはつまり
投票率を上げたいなら「選挙に行け!」というよりも「減税運動しない?」と誘うこと
が効果的であり、根本的な解決方法だと思います笑
減税運動をやると選挙が大イベントになってひとつの楽しみになるから、選挙に行かない人を見たら責めるより減税運動に誘うべきですね笑 https://t.co/KNKjow9gjp
— 七篠ひとり編集長@トリガー条項凍結解除を求めます (@w4rZ1NTzltBKRwQ) April 16, 2024
減税運動で日本にも選挙に選択肢を作りましょう。
では、今日はここまで。
更新の励みになりますので、ナイス減税!と思った人はスキ、コメント、サポートお願いします(・ω・。)
「おむつの消費税ゼロ」運動をやっています。
詳しくはこちらから
それでは、ナイス減税!
ここから先は
¥ 300

温かいサポートありがとうございます! 頂いたサポート代は、書籍の購入などに使用し減税活動に還元させていただきます。