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本音と建前、法律と実務

クリエイティブ税理士です。3日連続で投稿させていただきました。

今回は、本音と建前、法律と実務について書かせていただきます。

実務をやって苦労しましたし、未だにわからないところもよく出てきます。例えば、従業員に現物給与(クオカード)を交付場合です。当然給与課税になることはご承知のとおりだと思います。

法律では、クオカードを交付したらその金額を源泉徴収して税務署にお支払いすることとなります。クオカードを渡して従業員から源泉徴収なんてできないですよね?

実務では、

①適正にcash払いの給与とクオカードの金額を合わせて、源泉徴収する必要があります。

②いちいち合算して計算するのはめんどくさいので、源泉徴収もれにならない程度の源泉徴収をする。

③少額だから、年末調整に含める。

が想定されます。こんなこと、専門学校や書籍には書いてないと思います。これらを実務にどうやって落とし込んでいき税務リスクはどこまであるのかを管理するのが、試験勉強上がりの税理士の腕の見せ所だと思います。確かに国税OBは優秀ですが、各会社ごとに落とし込んでまで指南してくれることはないです。地方税や社会保険までアドバイスなんてしてくれないですよね?

いま税理士法人に勤めていますが、上司や代表はこういったところが本当に上手いと思っています。書籍に書いてあることや最新の事情については戦える自信はありますが、実務力といえばいいのでしょうか?まだまだだと思ってます。

お客様にとって一番有益的かつ実務的な対応ができるように日々精進して参ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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