♯32 親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?(親の教育権)
『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第32弾
親の教育方針でホームスクールを選んだらいけないの?
つぶやきです。条文など引用したカチっとした文章は次の機会に書きます。ひとまず今日は、つぶやきエッセイです。
「親の教育方針でホームスクールを選択し、こどもを学校に行かせないと就学義務違反となる」…というような文章を、最近、複数個所で目にしました。
数年前のことですが、私は確かに似たような説明をした覚えがあります。
が、「似てる」かもしれないけど、全然違う。
その真意は
という内容でお伝えしたのであって「親の教育方針でホームスクールを選択すると決定することはしてはいけない。」という意味ではありません。ましてや「親の教育方針で学校に行かせないなんてあってはいけない」という意味でもありません。
なぁんか、そういう風に解釈されてる空気が飛んでません?
という点はもちろん重要ですよってことも、確かに説明したなぁって思います。それは「子どもの意見を尊重して」という意味合いであって、【「子どもが学校に行きたくない」と言っている、という免罪符が必要】ってことでもありません。
それだと、「不登校にならないとホームスクールってできないのね」ってことになってしまいます。
違うよね。
教育を選ぶ自由と権利は、すでに誰の手にも持たされてますよね。
ただ、その権利を行使するには、制度が整っていないゆえに上手に話を伝え進めていく手間は必要ですよってことですからね。
相手をあしらうような不誠実なやり方なんてしないでいい。話し合いを続けていける関係を、その信頼関係を、じっくり作っていく姿はこどもの見本になると思ってやってきました。
“価値観が違っていても話し合えるんだよ”
誠実でいていいんだと、こどもに伝えたいことを行動したかったんです。
仲良くならなくても話を継続する関係を作ることはできるから。少なくとも、話し合いをすることが必要不可欠な状況には否応にもなるのですから。
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「ホームスクールをあたりまえに生きてる」シリーズを集めたマガジン 2022年5月スタート。 更新中。基本的に全文公開としています。 気に入…
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