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次の制作物

先日、長年かかっていた大きい制作物がようやく完成したので、現在次の制作物に取り掛かっています。

今度は小さいサイズです。
以前、鉛筆で描いていたものを足がかりにしつつ、絹の紅い糸で描いてみようと思って。
(実はこれに関しては、前作の作業中に何度も画像としてバンバン脳裏に浮かんできていたもので、早く作業に取り掛かりたかったのです。が、何せ大きいものを書いている真っ最中のことだった為、まずはこれを完成させない事には先に進めん!と思って頑張っていたのでした)

大まかにどこから描き始めるかキャンバスに折り目をつけて印にしただけで、あとは完全なるフリーハンドでひたすら点描のごとく糸で描く作業です。

これで2日かかってます。終わる気がしないw

まだほんの角のごくごく一部で丸2日かかってまだまだ先もあります。
年内に仕上げたいと思っているので(本当はできたら11月中に仕上げたい)集中していこうと思ってます。

普通の絵画用のキャンバスに絹糸で描いているので、一度針を刺すと普通の布と違って穴があいたまま塞がらない為結構一発勝負的感覚です。
でも、「間違えたらどうしよう」とか「失敗しない様にしなきゃ」という様な思考には全くならず、むしろ自分のことを100%信じきってる感じで。
過信してるわけではないけれど、不安や恐れの様な思考が本当になくなってきています。
おそらく自分が想像してるものよりもっと良くなる。そう信じて描いてる自分がいます。

大まかなイメージはありますが、一度描き出すとあとは糸とのセッションみたいなものなので、結果どう言った雰囲気に仕上がるかは私にもわからないところがあります。それもちょっと楽しみでワクワクする。

今この瞬間の自分自身の手で絹糸の力や美しさを信じて楽しむ。あとは根っこの本来の自分自身と常に繋がっておくこと。
余計な思考や小手先のコントロールは手放して真っさらな状態で描いていく日々です。

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