民謡 アイコ・アイコを広めた ニューオリンズの3人組 The Dixie Cups
"Chapel of Love" と"Iko Iko"のヒット曲があるニューオリンズの3人組の女性ボーカル・グループ The Dixie Cupsはなんともいい。
Chapel of Love
Iko Iko
Motown社の3人組 The Marvelettes(マーヴェレッツ)や
Martha and the Vandellas マーサ&ザ・ヴァンデラス)の
ハキハキした、メインボーカルがくっきりした感じとは対照的で、とてもゆるいというかたるい感じで、それでいて徐々に引き込まれ踊りたくなる感覚があり、なんともたまらない。
そのたるさは Chris Kenner
と共通したものを感じ、ニューオリンズらしいと云えるかもしれませんが、更に上を行くたるさです。
その独特の乗りを出している歌とバックの演奏は絶妙で、ベースとホーンセクションなどは実に印象的です。
ニューオリンズの民謡が元の "Iko Iko" は、様々な人が取り上げていますが
Iko Iko / Dr. john
Iko Iko / Cyndi Lauper
重なり合う打音のリズムに3人の歌とベースという The Dixie Cups のシンプルなバージョンは群を抜いています。
このバージョンのヒットによって、この曲が広く知られるようになったというのも頷けます。(Wikipedia2022.6.17.アイコ・アイコ)
ベースが入らない更にシンプルなバージョン
こちらも素晴らしい。
これと並ぶのは、オリジナル・レコーディングの Sugar Boy and his Cane Cutters (タイトルが違って"Jock-A-Mo" )だけだろう。本当にいい。
Jock-A-Mo / Sugar Boy and his Cane Cutters
アルバム「Chapel of Love」
The Dixie Cups (Mono / Remastered2022)
12曲入り
Iko Iko が 2バージョン入ったベスト版17曲入り
(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)
自己紹介の代わりに