見出し画像

97.必見)現役コンサルタント伝授。ロジカル資料の作り方。

私は駆け出しの業務コンサルタントです。
日々資料(提案書)作成に追われている。
なぜかって?
社内に統一の資料フォーマットが無い。
考え方も作成方法も誰も教えてくれない。
誰かの過去提案書を継ぎ接ぎし、その場を凌ぐ。
自分でもよく分からない資料を何十枚も作る。
結果、顧客に伝わらない残念な資料が出来上がる。
時間はかけているのに…です。
なんとかしないと!と思って本書で学びを問うことにした。とても分かりやすかったので、纏めた。自身が振り返り、いつでも思い出せるように書きました。よければ一緒に(筋の通った)ロジカル資料の作り方を覚えましょう!!

残念な資料が生まれる原因

残念な(イケてない)資料とは、そもそも何が不足しているのか。それは
①目的がない
②結論がない
③根拠がない
だ。
全部あてはまってる笑

原因が分かったら、実際にどうやって進めるか、実践できるレベルまで落とし込む。じゃないと意味がない。価値がない。

ロジカル資料の作り方(答えver.)

先に答えを書いておきます。
【資料フォーマットはこれを使う】

フォーマットはこれ!

【4STEPで考える】

考え方の4STEP

この2点だけ、です。
4STEP(考え方を自分で納得)×資料フォーマット(顧客に見える化)を組み合わせれば、自ずとロジカル資料カは出来上がる。意味も明確化された、とても良い資料になる。
では実践編(今日から実践する為の落とし込み編)に移ります。

ロジカル資料の作り方(概要ver.)

資料フォーマットを使う
なぜこの資料フォーマットなのか?
どうしてこの資料が良いのか?
まず残念な資料(ロジカルでない資料)とは、①目的がない②結論がない③根拠がない、である。
この資料では、①②③が1枚で網羅されている。だからこそこの資料を使うのだ。
〈資料フォーマット〉

〈資料サンプル1〉

〈資料サンプル2〉

4STEPで考える
なぜこの考え方が有効なのか。
それはロジカル=根拠立てが必要なことと、毎回統一された考え方がある事で、余計なものが入らず、毎回異なる考え方を模索する必要性もなくなる。しかもこの考え方は現役コンサルタントが今も実践する考え方であり、現場レベルで即実行可能、というわけだ。では、実際に考え方を学んでいきます。この図の流れに沿って考えます。

超重要 4STEP

ロジカル資料の作り方(実践ver.)

4STEPで考える

STEP1 結論をあぶり出す

なぜ結論からなのか?
資料では「結局何が言いたいの?」となる。要は「結論(答え)」は必須なのだ。作成者も何か伝えたいから作成するのであって、とりあえず資料作りました、程度ならテキスト形式や箇条書きレベルでいいと思う。だからロジカル資料では、まず結論を考えることを最優先する。

STEP2 目的を炙り出す

目的と結論はついになる。そりゃそうだ。先程の結論と合致しない目的だと、意味不明な状態となる。ただ実際考える(作業する)なると、どうやら思い付かない、のも分かる。
じゃあどうするか。
先ずは思いつくままに関連事項を箇条書きにして、そのなかから最も言いたいこと(伝えたいこと)に線を引く。それが目的だ。
ポイントは結論に対する質問を考えていく、イメージです。さらに目的はストーリー仕立てでやると尚良い。目的と言っても、結論により多種多様に変わるので、常時結論と目的が対になっているか、は見ておく方がよい。
〈サンプル3〉

目的はストーリー仕立てにする

〈サンプル4〉

結論と目的は対とする

STEP3 結論を具体化する

要は根拠をハッキリさせること。
考え方としては、【なぜならば】【たとえば】を頭で反芻しながら使う。その設問に対して、自分で言い続けることで根拠がハッキリする。
結論に対して、【なぜならば】【たとえば】を問い、しっかり意味が通るか、筋が通るかを考えていけば、自ずと根拠は出来上がる。それが結果の具現化につながる。

STEP4 根拠を作り直す

これは言い換えれば、結論や目的も進める都度、書き直すと言うことだ。
実際考え始めるたり、作業を進めていくと、あっこうか。いやこっちか。など考える過程が変わることはよくある。その都度、根拠を柔軟に変化させることで、より資料の説得力は増すのだ。

まとめ

  1. 残念な資料は、目的、結論、根拠、がない。

  2. それらを一手に解消する為に、掲載図(資料フォーマット)を利用する

  3. その後、4STEPで作業を進める。

  4. ロジカル資料の完成

良いなと思ったら、先ずは実践!
自分もやってみます。


いいなと思ったら応援しよう!