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確認審査から見た建築業界の仕事の日常を解説【ストレス度 / 設計・施工・〇〇を顧客にすると。/ 監査による審査・設計各層へ仕事増加】
建築の職場の日常を確認審査の仕事目線でまとめました。
設計・施工も長く伝統ありますが、確認審査を行政の引継ぎ仕事ということから伝統主義型のタイプに分け、設計・施工・監査というものとの関わりを解説しています。
まずは設計。
設計~自由度高め~設計事務所での仕事
あくまで規定のものをつくり上げていく業務遂行型の仕事が大半となり、特別な能力が必要という分けではない。
早い内からであれば多数の案件に関わり経験値もつくため挑戦のしがいはある。
作図作業から、工事によってはいくつもの工種の見積を決まり上、複数徴収したりと集めるだけで大変な仕事もある。
大規模から小規模まで扱いは様々。
組織編成されている時点で担当は仕事の一部だけであったりと、全てを担当するわけではない。
設計・施工~ゼネコン
規模が大きくなると、大規模建物を扱う。
設計を扱う数は事務所程多くない。
3つの内、飲食付き合いは、多い部類に入る。
昔ながらの風土が強く残るところもある。
今?であれば何かあればコンプラと言われているが、少し前までハラスメントが当たり前であったと実感する文化。
多部署が混在し騒がしい職場もある。
確認審査~法規・ルールを扱う仕事
これはチェックしているのかと同僚によっては、何度も聞かれることがあり対応に追われることがある。
設計・施工と同じく、こちらも公共機関等第三者の監査を受けるため、監査を気にしながら仕事を進めてきた文化がある。
指定の種別などにもよるが、約款等で確認済証を交付した審査結果の監査、委員会等に報告する場が設けられ、最終的に指定を受けた行政へ伝達するため。
済証交付案件の監査
適切な審査内容を報告しないと、報告の場で昔ながら即、問い詰めから入る、そんな険悪な構成員の場もある。適切な報告だけしないといけないという圧力が過大にかかる。沢山の根拠を揃えるため、審査から設計の各層まで日常の仕事が増加、クレームのきっかけになる。報告の場では対応済の回答が原則。
監査は、不足していることを指摘してくる場である。監査者からは「不足していた」と回答を誘導されることがある。メタ思考書籍等では、不足していることの指摘は最も容易なこととさえされている。
不足していたという表現は使わず、プロセス全体として捉える表現が効果的。
正確な報告のため、即時確認後に報告をすることも信頼性を保つ一つの手段。
改めて確認をとったとしても、最終報告の場では、「対応済である」という報告が原則。
案件数過大により日常の仕事時間に詳しく調べるような時間はとりにくい。
週ごとにどんどん新規案件をこなし時間はあっという間にたつ。
日常を通して建築関連の法律を調べなおす機会になる。
製作からみの業界にいながら、能動的な人との調整は少ない部類に入る。
まとめ
無限の回帰
ある事象が反復的に続く構造。