さびしいの波(吐き出し文)

しょんぼり周期に入っていて、過呼吸の前兆みたいなものに悩まされている。

ただただ寂しくて。
独りを実感して。
何をしても必要とされない気がして。

フィルター付きの目で見ると、どんな言葉も全て、自分を否定しているように見えてしまう。

“あの言葉は、私のことを指してたんじゃないか”
“本当は、私と喋ることなんて、面白くなんてなくて、嫌がられているんじゃないか”

そんなことがぐるぐる回る。

どうしようもなく不安になって
どうしようもなく寂しくなって

怯えて固まって、何も言えなくなって

そういえば、こういう時にすがることができる人もいないのだと気付いてまた沈む

酸素はあるのに、入ってこない
肺の辺りがきゅっとして、自分の不確かな思考がちくちくと刺してくる

ストレスが、体に出るとき、呼吸器に真っ先に顕れるのは、私にとって言葉がほぼ唯一の繋がりだからだろうか

言葉が唯一だからこそ、人の温もりに憧れて
でもそれが自分に与えられることはなく
自分で描く虚構のなかで、与える側として顕現させる

与えてもらえたら、泣きそうなくらい嬉しいけれど、与えてもらえるなんて期待しても、与えてもらえたことなんてないから

あきらめろ、あきらめろ

そうやって言い聞かせて

心の奥底で諦めきれなくて


こんな時に自分に潜ったら、情けないものしか拾い上げられないのに
なんにもないを突き付けられるしかないのに
どうにかしんどさや寂しさから抜け出したくて
もがいて
もがいて

ひとりでこの波をやりすごそうと潜るのだ

自分を知れば、どうにかできるんじゃないかと

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