ドイツ★ビザ取得体験記①
祝!ビザ取得!
本日、晴れてビザ(正確にはカード型滞在許可証)を手に入れました。海外に長期滞在するにあたって、大きな難関となるのがビザの発行。先進国であるドイツでもそれは同じです。すでに多くの方がドイツでのビザ取得について体験談を書かれていると思いますが、エアランゲンなんて田舎での話は少ないと思います。そこで、折角なので何回かに分けて、遠浅のビザ取得体験記を記していこうと思います。今回は初回ということで全行程の概観をば。
今回、遠浅が取得したビザは学生用ビザでした。ビザ本体と別にいただいたZusatzblatt(付帯条件の書かれた書類)には、肩書としてGastwissenschaftlerin(客員研究員)の文字が躍っています。本当だったら日本でビザ取得まで済ませたかったのですが、学生ビザばかりは入国前の申請が出来ません。ドイツ総領事館のHPに思わせぶりなことが書かれているのが解せない。
112日目の正直
さて、ビザ取得にかかった日数についてですが、役所に最初のメールを送付してから、実際にビザを入手するまでに3か月と20日(=112日)かかりました。長いか短いかで言うとおそらく短いほうだと思います。具体的には以下の段取りを踏みました。
・8月30日:エアランゲン外国人局にメール送信(手続き詳細の問合せ)
・9月13日:必要書類をメールで送付(※「提出」ではない)(PDF)
・11月7日:外国人局で書類提出(紙媒体)→申請失敗
・11月22日:不備のあった書類をメールで再提出(PDF)
・12月13日:PIN-Brief取得
・12月20日:ビザ取得!
日本国籍保有者は「シェンゲン協定」とやらのもと、90日間は「シェンゲン圏」(=EU22カ国+EFTA加盟国)にビザ無し滞在が出来ます。はい、遠浅は30日ばかりビザ無し滞在可能期間をオーバーしています笑。が、ビザ申請者のビザ無し滞在は(よほど長くならない限り)不問に処されるようです。詳しいことは知りませんが、この90日の間に外国人局に連絡をするのが肝要だということです。
なお、ベルリンやニュルンベルクなどの大都市では「そもそも外国人局と連絡がつかない」「メールも電話も返信がない」といった状況が見られるそうですが、エアランゲンではそういったことは一切ありませんでした。ただしメールの返信が遅いのはデフォルトです。
今回は初回ということで、ビザ取得の全過程について概観しましたが、次回からは順次、各段階への反省や愚痴(笑)を紹介していこうと思います。申請がスムーズにいくかどうかは、結局、「運」次第だと思いますが、私の体験談が少しでもお役に立てると幸いです。みんな!体験談を読んで脳内趣味レーションしておくんだ!笑
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