ニンジャスレイヤーTRPG：自作スキル案『◉◉タツジン：カリ・シラット』
はじめに
この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG2版」における追加のスキルセットを追加する、非公式のファンメイドサプリ記事である。ＮＭ（ニンジャマスター）はこの記事に含まれるルールを、自由にセッションへ導入・改変して使用することが出来る。『カリ・シラット』をセッションに持ち込むPLは、必ずセッション前にNMに確認を取ること。
『タツジン：カリ・シラット』
概説：東南アジアに伝わる伝統的なカラテである。
その流派は数百種類にも及び、特徴も異なる。
今回のカリ・シラットはナイフと素手を使った比較的オーソドックスの物だ。
◉◉タツジン：カリ・シラット
前提：【ワザマエ】7以上
効果種別：素手武器格闘系タツジン
このキャラは、アサシンダガー装備時のペナルティ「側転難易度+1」を無視し、『装甲貫通1』を得る。またあらゆる『近接攻撃』の出目【6】成功時に『痛打+1』を得る。
上記の基本効果に加え、以下のスタイルを持つ：
『●戦闘スタイル：ジュルス・嵐の手』：コンパクトな嵐めいて激しく小さく敵の攻撃を受け流すジュルス(型)。素手で使用可能
この戦闘スタイルを使用したターン『回避判定』の難易度が−1になる。【ワザマエ】で『攻撃判定』し、『サツバツ！』は【6,6,6】、『ナムアミダブツ！』は【6,6,6,5+】で発生する。
『●戦闘スタイル：ジュルス・波紋のナイフ』：水面の揺れ動きめいて緩やかに的確に敵の急所を切るジュルス(型) 。アサシンダガー装備で使用可能。
サツバツの『痛打+2』。『サツバツ！』は【6,6】、『ナムアミダブツ！』は【6,6,5+】で発生する。『装甲貫通X(痛打と同値)』。
『●戦闘スタイル：ジュルス・灼森の肘脚』：森を焼く焔めいた肘足を使う怒涛のジュルス(型)
素手orアサシンダガー装備で使用可能。
1ターン目使用不可。２ターン連続使用不可。集中前提。精神1、回避ダイス2使用。『●連続攻撃+2』。ターゲット敵1体固定。
素手の場合『基礎ダメージ2』。『サツバツ！』『ナムアミダブツ！』は発生しない。
アサシンダガーの場合『サツバツ！』は【6,6】、『ナムアミダブツ！』は【6,6,6】で発生する。
◉ヒサツ・ワザ：ノボル・キバ・ナガ
天翔けるドラゴンめいて手を天にあげ、敵の脳天にチョップを叩き込む。
前提：『◉◉タツジン：カリ・シラット』、素手時
ターゲット：自身
コスト：【精神力】1
効果種別：ヒサツ・ワザ
このニンジャが素手種別の『近接攻撃』で『6,6,6』を発生させた場合、その効果を直ちに『ノボル・キバ・ナガ』に置き換えてもよい。
『●ヒサツワザ：ノボル・キバ・ナガ』：この『近接攻撃』を『2D3ダメージ』＋『頭部痛打』とする。回避されなかった場合、【体力】を減らしたかどうかに関わらず、敵のイニシアチブ値をさらに-1する。（『回避：ULTRA-HARD』）
◉ヒソム・ツメ・ハリマオ
密林潜むトラめいてかがみ、心臓めがけて飛びかかる蹴りを撃ち込む。
前提：『◉◉タツジン：カリ・シラット』、素手時
ターゲット：自身
コスト：【精神力】1
効果種別：ヒサツ・ワザ
このニンジャが素手種別の『近接攻撃』で『6,6,6』を発生させた場合、その効果を直ちに『ヒソム・キバ・ハリマオ』に置き換えてもよい。
『●ヒサツワザ：ヒソム・ツメ・ハリマオ』：この『近接攻撃』を『2D3ダメージ』＋『急所破壊』とする。（『回避：ULTRA-HARD』）
◉グルハ・バストン
雷めいて瞬時に腕を繰り出し敵を3度斬り裂く
前提：『◉◉タツジン：カリ・シラット』、アサシンダガー装備時
ターゲット：自身
コスト：【精神力】2
効果種別：ヒサツ・ワザ
このニンジャがアサシンダガー種別の『近接攻撃』で『6,6,6』を発生させた場合、その効果を直ちに『グルハ・バストン』に置き換えてもよい。
『●ヒサツワザ：グルハ・バストン』：この『近接攻撃』を『3ダメージ』とする。（『回避：ULTRA-HARD2』）
◉リブット・エスパーダ
嵐めいて大きく弧を全身で描きつつ敵を何度も斬り裂く。
前提：『◉◉タツジン：カリ・シラット』、アサシンダガー装備時
ターゲット：自身
コスト：【精神力】3
効果種別：ヒサツ・ワザ
このニンジャがアサシンダガー種別の『近接攻撃』で『6,6,6』を発生させた場合、その効果を直ちに『リブット・エスパーダ』に置き換えてもよい。
『●ヒサツワザ：リブット・エスパーダ』：このヒサツ・ワザを選んだ場合、1ダメージ（固定）を2D3＋2回与える（『回避：EASY』）
利用規約
このルールセットのデータが含まれるリプレイなどを公開する場合、公式ルールとの混同を避けるため可能な限りこの記事を引用元として明記すること。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は法的に認められた例外を除いて原則不可。
参考資料：「ソウルワイヤード」ダイハードテイルズ