【一人で勝手に旅気分】26
(過去の旅についての振り返りです)
★マレーシア紀行3日目(2015年8月22日)
マレーシア生活にも慣れてきたような。シンガポールにいるときは誰ともほとんど話さずに一通りの生活ができてしまえますが、知らない土地ではどんな行動をするにもコミュニケーションをとらなければ始まらないということで、絶対にシンガポールよりも人に話しかけて、頑張って英語使って、頑張って話を理解しようとしています。これでマレーシアでも生活できるかな、そんな慢心は早速打ち砕かれました。
今日は北上することにし、KLから鉄道でできるだけ北へ行こうとするも、どうやら一本でかなり北の方まで行く列車は限られており、とりあえず頻繁に出ている列車の終着地点であるRawangという所まで行くことにしました。そこから乗り換えてさらに北を目指そうとしたのですが、地図上はKLからそれほど離れていないこの場所でも結構時間がかかったので、これ以上北に行くと戻るのが大変と判断し、この町を散策。
十分に開けた町であるにも関わらず、KLから少し離れただけで、食堂の店員に英語が通じないのです。発音が悪いのかと思い、丁寧に話すが通じない。決定的なのは「English O.K.?」と言うと、駄目だという身振り手振りで拒絶されました。やはりマレー語の勉強が必要ですね。
ただし、さすがにタクシーの運転手には英語が通じました。駅に着く直前にモスクらしき建物があったので、そこに行ってほしいと頼むと快く乗せてくれました。しかし、すぐ近くのモスクだと言っても、その点については正確な名前を教えてくれと繰り返し聞かれるので、とりあえず向かってもらうことにしました。建物が近づいてきたので、あそこだと言うと、「あれはモスクではない。シーク教徒の寺院だ。」と笑われてしまう。
とりあえず行ってくれと頼むと、帰りはどうするのかと。確かに周囲は住宅を新たに建設している途中で、帰りのタクシーをつかまえることはできなさそうでした。ここで何をするのか聞かれたので、写真を数枚撮るので待っていてほしいとお願いすると、「30リンギット(RM)だ」と。明らかにぼったくりだが、値切る英語力はないし、他に手段もないので交渉成立。寺院に着いてとりあえず30RM払おうとするも、細かいのがなく50RM紙幣を差し出すと、「O.K.O.K.」と胸ポケットにしまわれてしまう。そして急に機嫌が良くなり、先導して寺院を案内してくれました。
タクシーに戻り、他に見たいところはないか聞かれたので、有名なところがあるか聞き返すと、ヒンドゥー教の大きな寺院があるぞとフレンドリーに回答。そして、そこも見たくないか聞かれたので、興味があると答えると、「50RMで案内する」と。すでに50RM紙幣は持っていかれているので、まあいいかとここでも交渉成立。到着すると、とても大きな寺院でした。しかも、入口が閉まっているようで、もし一人で来たならば中に入ろうとせず引き返すところでしたが、運転手(インド人)は慣れた感じで脇から寺院内へ。たくさんの神様を撮影できましたし、それぞれの神の説明も英語でしてくれたので助かりました。
それからタクシーに戻ると、今度は「water fallはどうだ」、「batu cavesはどうだ」と、スマホの写真を見せながら斡旋してきました。「water fallだけなら100RM、両方なら200RMだ」と。ぼったくりがエスカレートしている感じなので、両方を断り交渉決裂。すると焦ってdiscountと言いながら「water fallだけで80RM」と。それも断り続けると、「マレーシアをもっと見るとhappyになれるぞ」続けて「そのツアーをbookしてくれれば、ドライバーもhappyなんだ」と哀愁を漂わせ、またまた80RMのツアーを勧めてきましたが、結局断りドライバーも諦めて駅まで送ってもらいました。最後はきちんと握手でお互い気持ちよく別れることができました。
その後、さっき見せてもらったbatu cavesの写真が気になったので、鉄道を使って行ってみました。長い階段があり心が折れそうでしたが良い運動になったような。それからKLに戻り、今度は南下してブルーモスクを見学。夜になっていたので良い写真が撮れました。明日は最終日、貪欲に様々な所に赴こうと思います。
この街がすき #旅のフォトアルバム
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