見出し画像

義務教育にもっと心との向き合い方を学べる時間を作れないものか。

ある課題に直面した時、どういった気持ちになってどういう解決策を取るのかは人それぞれ。

悩みに悩んで諦めたり、
人に聞いたり、
どうってことないとそのままおし進めたり。
我慢したり。

だけどある程度の対策法をいくつか知る機会があると、悩む時間が減るだけでなくシンプルに物事を捉え生きやすい人生になると思う。

そんなぼんやりとしたことを、なんとなーく感じることが最近多かったのだが、たまたまとある人に出会った。

その方は、プロのマジシャンかつ企業で心の反応の仕組みの研修などをされている方。
メンタルとエンタメを掛け合わせた「メンタメ」なるものをやっている。

どうやら心の仕組みを図式化したり、ある事象について起こる心の反応が正しいかどうか心のエラーが起きていないかを知る方法があるらしい。

例えば、人間は一般化し過ぎてしまうという傾向がある。
ひとつの事象、ひとつの失敗があたかも自分の全てを決めてしまっているような状態のこと。
シュートを打って入らなかったことから自分はこのスポーツが向いていない人間なんだ。体を動かすのが下手なんだと決めつけてしまったり、
ある一つの仕事をミスしただけで、
この仕事向いてないんだと感じてしまったり。

ただこの心の仕組みを知っていれば、それはただの一つの事象にすぎず次やればうまくいく可能性だってあることを思い出すことができる。
単なる心のエラーだったんだなって。

このような心の仕組みや、"あるある"のようなものをより多く知ることができれば今よりずっとずっと生きやすくなることは間違いない。

これこそ、義務教育の中で自然と学ぶことができれば社会に出た時に、この仕事向いていないやとすぐ諦めてしまったり、悩みを抱えてうつ状態になってしまうような人も減らすことができるんじゃないか?なんて思った。(現実的なところはよく知らないから難しいところは沢山あるんだろうけどね。専門家の不足とか。)

実際、そのメンタメをやっているマジシャンの方も中学校にて授業をやっているとのこと。
その授業の中ではマジックを織り交ぜながらそういった心のエラーへの対処法であったり考え方を教えているらしい。

企業にやる研修のほんの一部を中学生向けに変えているだけで、
内容は中学生にでもわかるようなものと言っていた。

その授業について生徒はどう思ったのか。感想の紙を拝見させていただいたところ、全生徒がかなり熱い思いをみっちり書いていた。
(僕よりも綺麗な字+僕よりも高い文章力で...)

また中学2年生というのが心の発達のひとつの節目になる時期とのこと(教職の授業でやったような、教育心理学でだっけ、、やべぇ覚えてないや)

ちょうどその時期は、色々な悩みを抱えやすい年頃なのでそういった心との向き合い方について授業をうけることができるのは素晴らしいことだし、解決法を沢山知ることは生きていく上でも糧になる。

外国のどっかの大学のこういう研究を聞いたことがある。

薬物依存症の人達に対して、薬物依存から逃れられた人とそうでない人にどういう違いがあるのか?というもの。

どうやらその研究では依存から抜け出せた人達は元々薬物を辞めるための方法をすぐに何個か思い浮かべることができていた。
またそうでない人はその方法を1つも知らないもしくは知っていても少ない人がおおかったらしい。

どのような問題に直面するにしても、解決する手段を複数知っている人と知っていない人では生きやすさに大きく差が出てしまう。

自分もよく悩むことがあるが最近はそれを人に打ち明けると簡単に解決することがある。
人生の先輩たちは、だいたい自分より心との付き合い方が上手い。

そういった自分の心との向き合い方や「心の反応の傾向」を若いうちから知ることをあまり重要視されていないのは何故なんだろうと疑問を持った。(少なくとも自分の受けてきた教育にはあまり無かった。)

もし、義務教育に本格的にそういった内容の授業を組み込むことが出来ればまだまだ自殺者などが多い日本という国に良い影響をもたらしてくれるのではないだろうか.............

専門家の方のご意見待ってます🙇‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?