暴力から身を守る
栃木県の列車の中で男子高校生が暴力を受けた事件について。
残念ながら、もし私がその場に居合わせても何もできなかったと思います。
もしその時あなただったらどうする?って、SNS でも随分話題になっていました。
15分間男子高校生が暴力を受けてる間、周りの人は見て見ぬふりをしていたと、非難している内容が多かったですが 本当にそうでしょうか?
自分がそこにいたら止めに入るとか、高校生を助けると言ってる人もいましたが、本当にできる人はそうとう腕に自信がある(ケンカが強い)人だと思います。
そして電車の中で何もできなかった人達も本心は高校生に助かってほしいと思ってたに違いありません。
いつ自分が同じ立場になるかわからないといっても、超平和な日本であのような事件に遭遇するのもそうとうレアなケースと言える思います。
いわゆる暴力慣れしていない私達日本人はとっさの時、何もできないのが自然なのではないでしょうか。
そこで万が一の時のために、
予め準備をしとく必要があると思います。
例えば自分が暴力を受けた時の為に護身術を習うとか。
そして自分より強い相手から誰かを救う、あるいは一緒に逃げるか、または逃がす方法など。
自分より強い相手にダメージを与えるとしたら、催涙スプレーやスタンガンなんかがあればいいのですが、持ってるだけで銃刀法違反になる場合もあるようです。
そこで携帯してても罪にならずにいざというときに使えそうな物を考えました。
催涙スプレーの代わりにアイシングスプレーや制汗スプレー、手足用の虫除けスプレーなんかが使えそうです。今でしたら消毒用アルコールなんかもいいかもですね。
ただしそれらはわりと至近距離から顔を目がけて噴射する必要があって、難易度高めです。
考えぬいたあげく辿り着いたのが、一人でやろうとせず周りの協力を得る方法です。
近くの4〜5人に、あの少年を助けに行くので力を貸してほしい、私と一緒について来てくれるだけでいいと声をかけて、4〜5人でいっせいに動けばほぼ必ず一瞬でも暴力を振るう手が止まるはずです。
そのすきに少年を逃がすか、それを見た周囲の人の何人かは加勢してくれると思います。そしたら少年が受けたダメージはもっと軽微で済んだかもしれません。
そういう場面に出くわした時、周りの人に声をかける勇気、ちょっとしたリーダーシップ、アサーティブコミュニケーションのスキルがあれば別の結果が得られるかもしれません。
そう考えると、日々の考え方や意識のし方、行動のとり方がとても大切ですね。