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ハーバード大学式!絶対に話が盛り上がる雑談内容が明らかになる
ビジネスの現場では雑談は重要です。
相手との交渉で望みの結果を手に入れるためには、まず相手の懐に入り、ひとりの人間としてお互い心を通わせるという時間が大切になります。
ですがそういう場合に困るのが話題です。話すネタとでも言いましょか。
特に関係の薄い相手との会話では相手とどういう内容を話していけばいいかわからないと悩んでいるビジネスパーソンが大勢いるかと思います。
そんなあなたに朗報が。
ハーバード大学の研究によると相手との会話では相手に関する話をさせてあげるような話題を振ったり質問することが重要だということがわかっています。
自分について話をすることを心理学的に自己開示と呼びます。人は自己開示することが好きで、人間の喋る内容の約60%は自分に関する話題であるほどみんな自分話をしたいという欲求を持っています。
これはFacebookやTwitterなどのSNSの会話になるとその自己開示が80%にも跳ね上がるといいます。今回は自己開示の重要性を理解することで相手の経験談や考え方を引き出しやすくさせるようにしていただければと思います。
自分の話をすることはセックスと同じ快楽?!
自分の経験や考えなどの自己開示をすることはドーパミン系の喜びを司る脳神経と同じ部位の脳神経が活性化していることがわかりました。
つまり自己開示をすることは美味しいものを食べたり、コカインを摂取したり、セックスをした時と同じ部類の快楽を感じることがわかったのです。
だから人間は自分自身についての話にはとても興味があり、いつでも話したいと思っているんです。
なので相手との会話で盛り上がりたいのであれば、相手の経験談、仕事に対する考え方、相手の趣味嗜好など相手についての話題を振っていくことで良好な関係が築けて仕事がより捗るようになるはずです。
自己開示の威力がわかる驚きの実験内容とは?
相手に自己開示させてあげることがいかに重要であることがわかったと思います。
それではつぎにその根拠となるハーバード大学が行なった実験をご紹介します。
興味のある方は是非読み進めてみてください。より理解が深まります。
そのハーバード大学の実験内容の趣旨としてはなぜ人は自分自身について話すのが好きなのか?ということを検証するために脳神経の観点から実施された実験でした。
今回の重要ポイントは脳神経を測定することで自己開示の重要性を理解していこうという趣旨が実に説得力がありますよね。
実験内容はまず実験参加者195人に対して、2人ペアになる形で会話をしてもらいます。
その時してもらう会話の内容は2つ。
1つは自分自身の意見や特徴について話してもらうこと。
2つ目は他者の意見や特徴について話してもらうという2つのパターンです。
それぞれの会話の際、神経の活動具合を測るために被験者達にはfMRIという血流を測定する装置を体につけてもらいました。
その結果、他者について話すより自分について話す時の方がドーパミンを出す脳神経系の活性化具合が高いことがわかりました。
ドーパミンは先ほども述べたように美味しいご飯を食べたりセックスをしたりした時と同じ脳神経が活性化するインパクトのある結果です。
一人で喋っても快楽を感じる
実はこの実験結果は今あなたの思っている以上にインパクトがありまして、自己開示をすることで快楽を得られるというメリットをさらに衝撃的にさせる結果が実はわかっています。
それはハーバード大学の研究チームは追加である疑問を解決するためにもう1つの実験をしました。
その疑問とは自己開示するときの脳神経の活性化具合は話し相手がいてこそ成り立つのではないか?というものです。
それを確かめるために前の実験とは違い一人で自己開示してもらった場合の脳神経の活動具合を測定しました。
すると誰かに対して自己開示するときと同じように快楽を感じているという結果が得られたのです。
悩み事を誰かに聞いてもらってスッキリするというよくある行為は、もはや相手がいなくても心のモヤモヤはスッキリするかもしれません。
自己開示の力はすごいですね。
ここまで自己開示の力がすごいとビジネスの現場はもちろんのこと、プライベートで使わない手はありませんね。
というわけで今回は自己開示の威力を思い知っていただきたく、ハーバード大学の研究事例を紹介しました。
ぜひうまく自己開示をして自分も相手もハッピーな関係性を築けるようにして、良いウェブマーケターのキャリアを目指していきましょう。
僕も頑張ります。