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『けものたちの名前』が出来るまで vol.12〜ホーンセクション〜

そして今回は何と言ってもホーンセクションがかなりフィーチャーされている。トロンボーンが2人の3管、この変則的な布陣がロットのオリジナリティに大きく貢献している自負があります。

L → R:竹内悠馬(Trumpet)/ 大田垣正信(Trombone)/ 須賀裕之(Trombone)

今まではバンドから指定した楽曲に打ち合わせながらホーンアレンジを加えていく、というアプローチだったのだが、今回はライブも意識し、デモ音源を早い段階からどんどんシェアをしていった。
気が向けば積極的にアレンジに参加出来るような環境を整えてみた。

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結果、今回は竹内くんが次々とデモのホーン・アレンジ音源をアップしていき、譜面をどんどんアップデートしていった。
上がってきたデモ音源は”ロットのことをとても良くわかってくれていて時にクラシカルに、時にジャズに”という内容で、とても嬉しかった。結局、収録された10曲中7曲でホーンアレンジを聞くことが出来る。

2019年7月18日
at StudioGreenbird

共に培った5年の月日は偉大で、ロット・ホーン隊の録音は最高だった。

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一方、録音中の彼らの会話はちょっとくだらなさ過ぎて人様に聴かせられるような内容ではないのですが、演奏は素晴らしく、個人的にも3人のアンサンブルがとても好きだ。

またロットの BIZARRE TV という youTube 番組にもゲスト出演して頂いた。

ロットホーン隊についてもう一つ。
彼らが弾いてるトランペットやトロンボーン専門楽器以外の演奏。

三船流に言えば「ロットの楽曲は大勢で演奏し、歌うようにデザインされている」ということになるのだが、これをステージ上で完結させるのはなかなか骨が折れる。
いつしか皆んな、色んな楽器を演奏するようになった。

ライブ終了後、良く聞かれるし、良い機会なのでそれぞれの楽器をリストアップしてみます。

竹内悠馬

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・Trumpet
・Flugelhorn
・Flute
・Crotale
・Glockenspiel
・Percussion(Wind Chime, Shaker, Tambourin 等)
・Keyboard(KORG micro-korg XL)
・Sampler(Elektron Digitakt)

須賀裕之

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・Trombone
・Roland SPD-X
・TomTom Drum
・Snare Drum
・Tone Chime
・Xylophone
・Keyboard(KORG minilongue / teenage engineering OP-1)

大田垣正信

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・Trombone
・Keyboard(KORG micro-korg XL)
・Glockenspiel
・Harmonium
・Kalimba
・Percussion(Shaker, Tambourin 等)

そして3人とも良く歌ってくれる、そして僕自分も含め随分コーラスワークが上手くなったと思うし、歌っていて楽しい。

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コーラスはロットの音楽にはとても重要。
次のツアーでも大いに歌って行きたい。

そして皆さん、ライブ会場に来てくれたなら一緒に歌おう!

続く。

ROTH BART BARON

Makuake : ROTH BART BARON最新作『けものたちの名前』とツアーを成功さたい!

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