「幸福」と「幸福感」、「頭のよさ」、「やり抜く力(GRIT)」の関係〜構造化して考える〜
1. 結論
「幸福」と「幸福感」、「頭のよさ」、「やり抜く力(GRIT)」を構造化します。
2. 背景
これまで、なんとなく勉強もできたし、なんとなく仕事もできました。しかし、「自分は一流ではないなあ」、小手先のスキルはあるのですが「本当の頭のよさ」を持っていないなあと感じていました。また、幸せを感じづらかったです。
なので、「本当の頭のよさとは何だろう?」や、そもそも「本当の幸せとは何だろう?」とずっと考えてきました。
ただ、私が学生の頃言われていた「幸せ」のイメージ(いい大学に入る、いい企業で長く勤める)や「頭のよい」イメージ(IQが高い、才能がある)は違うなあと感じていました。
そんな時、「GRIT やり抜く力」に出会いました。
これは、私のイメージする「頭のよさ」の1つで、これを身につければ、仕事や勉強ができ、欲を言えば、幸福感を感じることができるのでは?と想像しました。
IQやSPIで測る(パッパッと解く)スキルは、「頭の良さ」の1つの側面なのかもしれません。でも、「頭の良さ」そのものでない、とずっと感じていました。
そこで、「やり抜く力(GRIT)」を手に入れるために、英語日記をコツコツ始めたり、色々頑張りました。
すると、仕事がよりうまくいくようになり、記憶力の向上を感じるようになりました。
周りの環境も、私が憧れる素敵な人達に囲まれてきました。幸福感を感じやすくなりました。
そこで、「GRIT(やり抜く力)」と「頭のよさ」と「幸福感」と「幸福」の関係を構造化して頭に入れたいと考えました。
3. 説明
3.1. 「幸福」と「幸福感」は違う?
幸福
客観的な生活の質や状態を指します。基本的には外部環境や物理的な状況に依存します。
幸福感
主観的な満足感や喜びの感覚を指します。個人の内的な感情や認識に依存します。
3.2. 「幸福」とは?3つに分けてみる
幸福の3つの分類
経済的幸福
安定した収入や財産、物質的な豊かさ。
【例】高収入の仕事、安定した住居、旅行などの贅沢品。
健康的幸福
心身の健康状態。
【例】健康な体、良好な精神状態、定期的な運動習慣。
社会的幸福
人間関係や社会的地位。
【例】良好な友人関係、家族の絆、社会的認知や尊敬。
3.3. 「幸福感」とは?3つに分けてみる
幸福感の3つの分類
精神的充実感
心の平穏や満足感。
【例】内面的な幸福、人生の意味を感じること、瞑想や自己反省による充実感。
情緒的幸福感
感情の安定やポジティブな感情。
【例】喜び、感謝、愛情などのポジティブな感情を感じること。
認知的幸福感
自己効力感や達成感。
【例】目標達成感、自己成長の認識、学習や挑戦による満足感。
3.4. 「幸福」と「幸福感」との関係は?
幸福と幸福感の関係
経済的幸福 -> 認知的幸福感
経済的な安定は目標達成感や自己効力感を高める。
健康的幸福 -> 情緒的幸福感
心身の健康は感情の安定とポジティブな感情を促進する。
社会的幸福 -> 精神的充実感
良好な人間関係は心の平穏や満足感を高める。
3.5. 「頭のよさ」とは?3つに分けてみる
頭のよさの3つの分類
分析力
情報を収集し、論理的に考え、結論を導く能力。
【例】問題解決、データ解析、論理的思考。
創造力
新しいアイデアや解決策を考え出す能力。
【例】イノベーション、芸術的な創作、戦略的思考。
社会的知性
他人とのコミュニケーションや協力関係を構築する能力。
【例】感情認識、共感、リーダーシップ。
3.6. 「頭のよさ」と「やり抜く力(GRIT)」の関係は?
「頭のよさ」と「やり抜く力(GRIT)」
「やり抜く力(GRIT)」を、「頭のよさ」の「社会的知性」のカテゴリに含めてみます。
長期的な目標達成に向けて努力し続ける能力は、人間関係や協力関係を構築し、維持する力と関連している。
4. まとめ
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