丁寧な開示と、丁寧なサービス
株式会社N・フィールド(東証一部)
精神科に特化した訪問看護サービスを展開している会社。
「介護」ではなく「看護」です。
訪問看護と訪問介護の違いを同社のHPから抜粋しますと、
なるほど、かなり違うことがよくわかります。
また、N・フィールドは、訪問看護サービスの他に、住宅支援サービスも展開しています。
賃貸物件の斡旋ではなく、N・フィールドが家主と契約をするサブリース形式をとっています。この辺りも丁寧ですよね。
有報には、訪問看護料(診療報酬及び自己負担金)が支払われる(売上金入金)までのフローも記載しており、地味にわかりやすく丁寧です。
サービスに丁寧に取り組んでいる企業は、開示資料も丁寧なんだと思えます。
HPのIRでは、
「株主・投資家向け(既存株主)」と、「個人投資家向け(株主候補)」で、代表メッセージが分かれています。
エンドユーザー向けにも別のテイストで代表メッセージがあります。
ちなみにHPの代表メッセージでいうと、
株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン(東証一部)にこだわりを感じます。
エンドユーザー向け、投資家向け、採用向けで、代表の写真もコメントも分けるという丁寧さです。
多くの企業のHPや開示資料を見ていますと、
読み取る力というより、テイストを感じることができてきます。
そして、どういうテイストに自分が反応するのか、バイアスがかかりやすいかがわかってくるのだと思っています。