手を叩くと血行が良くなるらしいから一本締めをしてみた
あけましておめでとうございます。
五十嵐です。
年も明けて新年会シーズンがやってきました。
最近はコロナの影響で忘年会、新年会などの会社の飲み会がなくなったところが多いみたいですね。
僕は飲み会の雰囲気で人と話したり、おいしいご飯を食べることが好きなので、飲み会は好きな部類ですが、2次会はあんまり好きではありません(笑)
そんな飲み会や新年会を一旦締めるとき、「では、一本締めで締めましょう!お手を拝借、よーおっ、ぱん!」という流れになるじゃないですか。
あれ、実は一本締めではないってご存じですか?
今回は一本締めの正体に迫っていきます。
1.手締めという風習がある
そもそも論になりますが、手締めについて説明します。
手締めとは日本の風習の一つで物事が無事に終わったことを祝って、その関係者が掛け声とともにリズムに合わせて打つ手拍子のことを指します。
(神社の拍手が由来という説もあるようです。)
2.一本締め
では、一本締めの正体に迫っていきます。
一本締めは「よーおっ、パパパン、パパパン、パパパン、パン」です。
合計で10回、手を叩いています。
パパパンを3セットということは、この時点で9回、手を叩いています。
そして、最後に1回、パンと手を叩く。
9回と1回をそれぞれ漢字に変換してみると…
九 + 一 = 丸
そうです!物事が丸く収まるということを表しているんです!
では、いつも簡略化されている「よーおっ、パン」は何なのでしょうか。
3.「よーおっ、パン」の正体
「よーおっ、パン」は一丁締めや関東一本締めと呼ばれます。
つまり、一本締めをカジュアルにしたやつが一丁締めもしくは関東一本締めってわけです。
ですので、我々は普段、一丁締めをやって物事を締めているということですね。
一丁締めが一本締めと呼ばれるようになったキッカケは、「プロ野球のキャンプが一本締めで締めくくられた」という間違ったニュースが世に広まったからだと言われています。
テレビの影響ってやっぱりすごいな~。
4.まとめ
一本締めと一丁締めの違いを紹介しました。
場の空気をめちゃめちゃ重んじる日本人ですので、その場の流れに身を任せるのが無難とは思いますが、嫌われる覚悟で「ちょっとちょっと、一本締めではなく一丁締めって言いましょう。そこちゃんとやりましょう。」って言う人間が一人くらいいても面白いんじゃないかな~と思ったりします。(笑)
では、またお会いしましょう!
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