SNSとの距離感
SNSと初めて最初はどうしてもSNSに入れ込みすぎて距離感が狂いがちです。人によっては一日中SNSをやっていたりする人もいます。
別にそれは構わないのですが、やっぱり物事には限度があります。
人と人との距離感も同じなのですが、急に近づきすぎるとどうしても疲れがでます。
以前『LINE疲れ』とか『インスタ疲れ』という言葉がメディアを騒がしたことがありました。
これはつまるところ、SNSに入れ込みすぎて、その反動で疲れてしまったということなのだと思います。
生活のすべてがインスタになってしまったり、いつもLINEで誰かから連絡が入ったりとその形はそれぞれだと思いますが、簡単に言えば、本来使いこなすべきSNSに振り回される状態になってしまう。SNS疲れの実態とはつまるところ、SNSとの距離が近くなりすぎた結果おこるものだと考えています。
SNSに入れ込みすぎた結果、急に反動がでてSNS自体が嫌いになってしまう人もいるようです。
でもそれはそれでもったいない。SNSは上手に使いこなしてこそ、あなたの生活を豊かにしてくれると思ってください。
SNSは便利です。
電話の代わりにもなりますし、いつもだったら絶対に友達になれないような海外の友達ができたりもする。SNSでできた友達の方がリアルの友達よりもずっと仲良しになることも少なくありません。
また、人によってはSNSが縁になって結婚したりする方もいるようです。
さて、SNSと上手に付き合うコツは距離感を適切に保つということです。
一番簡単なのはSNSに費やす時間を限定することかも知れません。たとえば夜の9時から11時をSNSの時間にするとか、あるいは用事がなければSNSを見ないとか、やり方はそれぞれです。
でも、とにかく必要以上にSNSに近づきすぎないこと。
これは非常に重要な生活の知恵だと思います。
SNSに熱心になるあまり、リアルの生活が疎かになったり、あるいは睡眠時間がたりなくなってしまうのはよろしくないですし、これが嵩じると”SNS依存症”という立派な精神障害になってしまいます。
LINEを連絡手段につかうとか、LINEやSNSで友達と少し会話を持つ程度なら問題はありません。でもこれが、時間の単位になってしまうようではやりすぎだと思います。
もし、『あれ? 自分はちょっと危ないんじゃ?』と思ったら、事態が深刻化する前にデジタルデトックスの日を設けましょう。
いつでもいいので1日、あるいはもっと長くSNSを使わない日を作るのです。
もっと過激にデトックスするのであれば、『携帯電話禁止の日』や『パソコン禁止の日』にしても構いません。
ともあれ、ちょっと距離を取ることで、SNSとの距離を適切に保つのです。
こうやってお休みすることで、リフレッシュになりますし、新鮮な気持ちでSNSに接することができるようになります。
ところで毎日顔を出さないと友達が減ってしまうと心配する人もいるかも知れません。
でも、そうやって毎日顔を出さないと保てないような友情はいずれ壊れます。そんな友情は保つ必要なありません。
真の友人とは、ひさしぶりにあっても昨日別れたかのように仲良くできる友人です。
SNSでもそういう友達を作るように、またSNSに必要以上に入れ込まないようにしてください。
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SNS時代を生きるために
SNSが生活の一部になった今の時代、SNSから距離を置くのはもはや不可能だと思います。かと言って、これに必要以上に囚われて苦しむのも辛いも…
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