クラブハウスで何が起こったのか?
2021年の五月12日、クラブハウスに激震が走りました。
それまで大きかった団体の代表者が軒並み規約違反で除名されてしまったのです。
僕が把握している限り、一番大きな被害を被ったのは『あたおかグレデーター』です。ここはクラブの規模も5000人位あり、毎回200人以上の人を集める大きなグループでした。
あたおかグデレーターは基本的には”仲間集め”のグループです。
以前も黙って相互フォローだけを行ういわゆる『無言部屋』が一斉にお取り潰しになった事件があったのですが、今回の場合はメンバーの受けた衝撃はその時よりも大きかったように思います。
表面的にはあたおかグデレーターは無言フォロー部屋ではなかったのですが、以下が規約違反だったのではないかと言われています(未確認)。
✅ そもそも名前が差別的(”あたおか”はネットスラングで頭がおかしいを意味します)
✅あたおかグデレーターは参加者に対して✳️あたおかグデレーター✳️とロフィールに書くことをお願いしていた。
✅ あたおかグデレーターは参加者に対し、クラブのメンバーになることをお願いしていた。
あたおかの幹部メンバー以外にも消息不明になってしまった有名メンバーは複数おり(戸上さんとか)、その人たちも摘発されて除名されてしまったのではないかと言われています。
この一斉検挙が行われたのは5月12日の14時くらいだったようです。
その日はてんわやんわでみんな情報収集に走り回ったようですが、今日(2021/5/14)現在、状況はだいぶん落ち着いてきました。
大きな変化としては、「相互フォロー」部屋がなくなったことかな。どの番組もとても慎重になっていて、「相互フォロー」「ルーム開催告知」「クラブ紹介」が軒並み禁止になりました。
一方、早速方向転換を図ったグループもあって、たとえば2525クラブなどは『みんなでアカペラでカラオケ』するお部屋に変貌したようです。
かと思えば骨がある人もいて、例えばボクサーでもある小川徹さんが開催している『もらったものは返します』などは「今まで通りに続けます」と小川さん本人が宣言していました。
正直、彼らは何も悪いことはしていない訳で、小川さんのいうことはもっともだと思います。
確かに『あたおか』のような差別語とも捉えられそうな言葉をプロフィールに書くことをお願いする行為は規約違反だと思いますし、クラブへの参加を強制するのも規約違反です。
でも、これが行き過ぎるとまたもや言葉狩りみたいなことになってしまいます。
クラブハウスはお互いがフォローしあえるからSNSである訳で、これを必要以上に禁止する(あるいは自主規制する)のは少々行き過ぎでしょう。
ともあれ、現時点でクラブハウスは大きなグループが分散した結果、小ぶりなRoomが乱立し、ついでになんだか当たり障りのないことばっかりしているRoomが多くなってしまいました。
一時のカオス状態が沈静化してしまったとも言えますが、僕としては少々つまらない。
早いところ再び活気が帰ってくることを願ってます。
インターネットは実のところ、カオスなところに真の魅力があると思います。普通の内容だったらプロがやってるラジオの方が面白いに決まってます。
クラブハウスも多少ルール外れスレスレを狙うくらいで丁度いいのではないでしょうか?
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SNS時代を生きるために
SNSが生活の一部になった今の時代、SNSから距離を置くのはもはや不可能だと思います。かと言って、これに必要以上に囚われて苦しむのも辛いも…
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