優しい人は優しいんじゃない
あるドラマで聞いてすごく共感した言葉があります。
・
よく「優しい人」って言われるんだけど、私は優しいんじゃない。
怒ったり、悲しんだり、苦しんだり、
そういう感情を表に出さないことが人より上手なだけ
相手が悪いって思うより、
自分が悪いって思う方が、楽だから。
・
こんな言葉がありました。
もうそれはそれはとても共感しました。
自分で言うことじゃないですが、
僕は人に優しいと言われることが多いです。
とても、多いです。
そして悩みなさそうとも言われます。
そう見えているということは僕にとって
実はいいことです。
ただ一つ違うところがあります。
ドラマの言葉的に、少しネガティブそうな気もしますが、僕はそこだけは違います。
むしろポジティブです。
例えばイラっとすることや、悲しくなることや、苦しくなることがあったとします。
そういう時、僕はまずその感情を動かしてきた相手が
なぜ、その言葉を使ったのか。
なぜ、その行動をしたのか。
なぜ、その立ち振る舞いをしたのか。
その背景を全力で見ようとします。
知らない人だったら表情、仕草、持ち物、服装、その後の行動など
知っている人だったら、いつもと違うところ、最近の言動も合わせて振り返ります。
それで気づいたことやわかったことを自分なりに理解して
その人に今必要かなと思った言葉を返したり、態度をとります。
何が言いたいかというと、我慢しているわけではなく、まず自分がその相手に対して改善できるとこを探して実践しているだけ。
ということです。
そうすると、観察力もつく、物事の修正スピードも速くなる、間違えた時はそれも次に繋がる。
人間関係だけじゃなく、こういうことは仕事にも繋がると考えているからそうするんです。
その人の背景を全力で考えることで、イラつくこと、悲しいこと、苦しいこと、何をされても結局自分が成長するんです。
そうやって生活しているから、何かしてくるその人たちから見た時に優しく見えるだけです。
自分の周りにただただ優しい人がいる時は要注意です。
その人に対する自分を見直した方がいいかもしれません。
僕もそうやって気をつけています。
こんなことを言っていますが僕も人を、イラつかせてしまったり、悲しませてしまったり、苦しませてしまったり
している時があると思います。
だからこそしっかり相手の背景を見ようと今改めて思いました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。