ブーブー、働くロボットぶた物語 第8話「特訓開始!」
ブーブーは、ハナの笑顔を見るために、家事を完璧にこなせるようになりたいと思っていました。
「よし!特訓だ!」
ブーブーは、キッチンで特訓を始めました。
まずは、お皿洗い。
「お湯で汚れを落として…洗剤で泡立てて…水で洗い流す!」
ブーブーは、ハナに教わった通りに、何度も何度も練習しました。
最初は、手が滑って落としてしまったり、泡が飛び散ったりしていましたが、徐々に慣れてきました。
「よし!だいぶ上手くなってきたぞ!」
ブーブーは、自信満々に言いました。
次は、庭にでて洗濯物干し。
「洗濯物を挟んで…ロープに引っ掛けて…」
ブーブーは、洗濯物を丁寧に干していきます。
最初は、風が吹いて洗濯物が飛んでいってしまったり、うまく干せなくてシワシワになってしまったりしていましたが、徐々にコツを掴んできました。
「よし!綺麗に干せるようになったぞ!」
ブーブーは、満足そうに言いました。
さらに、掃除機かけ、床拭き、窓拭き…
ブーブーは、あらゆる家事に挑戦しました。
ニャンコとワンワンも、ブーブーの特訓を見守っています。
「ニャーニャー(頑張れ!ブーブー!)」
「ワンワン!(すごいぞ!ブーブー!)」
ニャンコとワンワンは、ブーブーを応援しています。
しかし、ブーブーは、なかなか完璧にこなすことができませんでした。
「ああ、どうして僕はこんなにドジなんだろう…」
ブーブーは、落ち込んでしまいました。
そんなブーブーを見て、ニャンコが言いました。
「ニャー(ブーブー、諦めないで!)」
ワンワンも、ブーブーを励ましました。
「ワンワン!(君は、頑張り屋さんだよ!)」
ニャンコとワンワンの励ましに、ブーブーは再びやる気を取り戻しました。
「そうだ!僕は、ハナちゃんの笑顔のために頑張るんだ!」
ブーブーは、特訓を再開しました。
そして、ついに…
「やったー!完璧にこなせるようになったぞ!」
ブーブーは、全ての家事を完璧にこなせるようになりました。
「ハナちゃん、見ててね!僕は、もうドジじゃないよ!」
ブーブーは、自信満々に言いました。
第9話へ続く…
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