三浦俊一のお仕事 その25(砕け散った鏡)
これはすっかり忘れていたものです。
2020年7月29日にKERAさんと鈴木慶一さんのユニットNo Lie-senseの「駄々録〜Dadalogue」が発売になりました。このアルバムの中に収録されている「鳥巣田辛男ショウ(歌は取引〜山に登れば〜銭恋し〜男と女の指使い〜 ツキナミナジジイ〜肉っぽい世界〜タブラのリズムは愉快なリズム)」という短い曲がつながった曲の中の「山に登れば」という曲を聴いたところ、どうやら聞き覚えがある。
「山に登れ山 川に登れば川」みたいな歌詞なんですが、この曲、KERAさんの劇団ナイロン100℃の「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」というお芝居の中で出てきた曲が元ネタでした。
そしてその劇中歌ですが、CDになっています。
こちらの戯曲集「すべての犬は天国へ行く」。あれ?タイトルが違うと思ったでしょうが、「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」の戯曲が同時収録されています。
戯曲集じゃないかとお思いでしょうが、CDが付録でついているんです。
8cmのCDで5曲入り。その中に「砕け散った鏡」という曲が収録されています。前置きがとても長くなってしまいましたが、この曲は作詞・作曲はKERAさんですが、オケを三浦さんが作っています。クレジットは演奏・編曲となっています。歌っているのはレナード森島となっていますが、ナイロン100℃の役者の 大山鎬則さん。
歌詞は「山に登れば山 海に登れば海」。ちょっと違うけどほとんど一緒。ちなみに曲はKERAさん作曲になっていますが、YMOのコズミックサーフィンのパロディです。