三浦俊一のお仕事 その23(宮前真樹)
三浦さんは古くはアーバンダンスをはじめ、岩田麻里さんやゴーバンズ、冨永みーなさんなどのライブサポートもしていますが、今回はライブアレンジをした時の話です。
宮前真樹さんはCoCoというアイドルグループのメンバーでした。その宮前さんの1995年の2ndソロライブの楽曲のアレンジを三浦さんがしています。データによると1995年9月23、24日そして追加公演の10月8日の計3日。
1日2回公演で、昼が「紅の瞬間」夜が「蒼の瞬間」というタイトルでした。この宮前さんのライブ公演の演出がケラリーノ・サンドロヴィッチ。そう、ケラさんという事で三浦さんに話が行ったと思われます。「紅の瞬間」の方はお芝居仕立てでナイロン100℃の役者も出演。宮前さんは「1979」というナイロン100℃のお芝居に出演していたので、そちらのつながりでしょう。
この「紅の瞬間」と「蒼の瞬間」のライブですが、宮前さんのファンクラブでビデオ販売をしていたそうです。全曲ではありませんが、ライブがそれぞれ1時間ずつ収録されています。
ライブアレンジですが、三浦さんだけでなく、中野さんと中村(ムー)哲夫さんが行っています。蒼の瞬間の方の裏はとれていないのですが、紅の瞬間の方ではオープニングでクレジットがあり、そこにしっかりとクレジットされています。
全曲ではないと思われますが、宮前さんの曲もいくつかはこのライブツアーだけのアレンジだったり、オザケンのラブリーのカバーなんかもやっています。誰がどの曲作ったのかは不明ですが、あきらかに中野さんぽい曲だったり、も。エンディングの「夏空のDreamer」のアレンジは絶対に三浦さんだと思うんですが、どうでしょう。とても良いオケなのでレコーディングバージョンがリリースされていればよかったのに。ほんと残念です。