三浦俊一のお仕事 その6(ヤング100V)

今回はヤング100Vです。こちらは三浦さんが結成したバンドではなく、ギタリストとして参加したバンド。

ヤング100Vは茶谷恒治(Vo),杉山圭一(Syn,G)を中心に1998年結成したニューウェーヴバンドで現在も活動中。三浦さんは2000年にギタリストとして参加します。加入前の2000年2月18日に「ヤング100Vっぽいバンド」という名前のバンドに三浦さんがキーボードとして参加し、この時はヤングのメンバーに他メンバーが参加という変則メンバーで有頂天カバーなどを演奏しました。その時は1回だけという話だったのかもしれませんが、その次のライブからヤング100Vにギタリストとして正式加入。2001年には脱退してしまうので在籍は1年ぐらいでしょうか。三浦さん参加時の作品を紹介します。

ヤング100V「100Ⅴ夫人」

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こちらは2000年8月25日発売のヤング初のCDとなる6曲入りミニアルバムです。タイトルはジャケからするとエマニエル夫人からでしょうか。

プロデュースはバンド名義。2曲目の「発達する交通網」のみ三浦さん単独のアレンジ表記になっています。また三浦さんはサウンドプロデュースでもクレジット。ヤングは三浦さん加入前から見ていますが、三浦さんが加入してから音楽面がすごくしっかりした印象があります。おそらくレコーディングでも三浦さんが参加した事は大きかったと思います。

ヤング100V「恋の惑星直列」

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こちらは2000年12月8日発売のシングルCDです。3曲入り。新曲2曲に加えて「発達する交通網」のリミックスが入っていますが、このリミックスは三浦・杉山がクレジットされています。プロデュースなどの記載はありませんが、演出という名前でヤング100V・三浦俊一とクレジットがあります。なお、ライブでもこの衣装でした。

ヤング100V「ヤング100Vの1800円(税込)」

ダウンロード

こちらは25分収録のVHSビデオ。(パッケージ行方不明のため発売時の画像お借りしました。ケースの色は複数ありますが同じ内容です)。タイトルは1800円とありますが、たしか1500円だったはずです。

2000年3月のライブツアーを中心にしたビデオですが、このツアー中2000年3月7日に機材車横転事故が発生。入院してライブに参加できないメンバーと、全治一週間だけどライブに出ちゃってるメンバーと無事だったメンバー。三浦さんは無事チーム。有頂天でもやっていた「ホワイトソング」のカバーもあったりしますが、メンバー入院しているせいで本来キーボードの杉山さんがドラムだったり(練習してない)と、今見てもよくライブやったよなあと。

「ハッチ大作戦」というジンギスカンのカバー曲をカラオケでふりつけしながら歌う曲があるんですが、まだ三浦さんがまだちょっと慣れていないところが見どころ。ビデオの制作は三浦さんの弟の会社M2ファクトリー。

オムニバス「チャンネル3」

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こちらは2000年8月25日発売のオムニバス。当初VHSとCDのセットで販売されました。新宿JAMによく出ていたバンドを収録したもので、ヤング100Vの「アンドロメダナイツ」を収録。100夫人に収録されているものとは別バージョンです。クレジットでは三浦さんの名前も載っているので参加時の音源と思われます。


ヤング100Vは茶谷さんがライブのアーカイブをyoutubeにアップしたものがいろいろあり、三浦さん在籍時のライブも見れますのでこちらにも少しはりつけますが、各自探してみてください。映像は見つけられませんでしたが、ヤングのライブではスペセンでやっていた「僕らトキをもらった」の歌詞をかえたものも演奏していました。

「ハワイアンのインディアン」三浦さんギターソロあり。衣装がミッシェル風です。

長めにみたい方はこちら(2001年3月17日秋葉原GOODMAN)

オマケでどうでも良い裏話。ヤング100Vの初ライブは1998年9月13日新宿JAM。TOKYO NEWWAVE OF NEWWAVEというシーンがあったのを知ってい人もいると思いますが、ポリシックスやスプージーズ、モトコンポらが参加したオムニバスCD「TOKYO NEW WAVE OF NEW WAVE 98」の発売記念ライブがヤングの初ライブでした。このライブは三浦さんも見に行っていました。しかし、無料という事もありJAMは超満員。ポリシックスやモトコンポなどを見て、JAMを出てしまいその日ヤングは見れませんでした。その後加入するバンドとのニアミス。でも、ヤングのメンバーだった迫くんはポリシックスとして出演していて、わずかな出会いがありました。なお、この日のヤングは持ち曲が2曲しかないため、2曲を2回ずつ演奏したという伝説が残っています。


残念ながら三浦さん在籍時のヤング100Vの音源は全て廃盤ですが、その後に発売された作品も名盤ですので興味ある方は通販サイトを紹介しておきます。(一般ショップでの取り扱いはありません)


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