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「ワークライフバランス=定時退社」ではない話

Tatsuro Sugiです。

「ワークライフバランス」という言葉があります。
仕事とプライベートを両立し、
長時間労働を見直していこうという考え方。

私も、この考えには120%同意です。

私が社会人になった頃は、
ちょうどこの言葉が広まり始めた時期でした。
しかし、昔の文化の名残も
まだ色濃く残っていたように思います。

「これ、意味あるのか?」
と思うような業務も少なくなく、
非効率な働き方に疑問を感じることもありました。

今は効率よく働き、生産性を高める時代です。

仕事に集中しつつ、プライベートも充実させる。
家族や友人と過ごす、本を読む、旅行に出かける、
たまには自己研鑽をする。
こうした時間が、
仕事にも良い影響を与えると実感しています。

でも、こうも思います。

定時で帰ることが、ワークライフバランスではない

もちろん、ダラダラ残業するのは違います。
ただ、働く環境や自分の状況によっては、

時間外に働くこともまた「是」ではないか?

私は今の職場に来て5ヶ月。
少人数のベンチャー企業で、
スピード感を持って仕事を進める必要があります。
それ以上に、自分のスキルや知識がまだ全然追いついていない。

この状態で「定時で帰る」と、
とてもキャッチアップできません。
いくら生成AIが発達していても、
一定の「量」をこなさないと、
仕事を覚えることはできない
のです。

そもそも、ベンチャー企業は基本的にカオスです。

限られた人員で、より良いプロダクトを作り、
お客様に価値を届けるには、どうしても時間が必要になります。

ワークライフバランスが重要なのは間違いありません。

でも、「定時で帰る」ことの優先順位は、
今の自分にとっては低い。

「とにかく帰る」より、
「自分の成長」と「チームの成果」を優先したい。

だから今は、時間を投下する。
そしていつか、もっと効率よく、
より良いワークライフバランスを実現する。

そういう考え方があっても、
いいのではないでしょうか。

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