発信だけではない:コメントの価値
発信とコメントのバランス
現代では、Twitter・Instagram・YouTubeといった様々なプラットフォームで、テキスト・動画・音声と多様な形で情報を発信することが可能となり、その重要性が説かれている。
発信することで、自分の学びが深まり、時には仕事につながり、コミュニティを生み出すことも可能なため、発信する価値は明らかに高い。
しかし、私は発信することと同時に、誰かが発信した内容に「コメント」することも大きな価値があると感じている。
コメントを通じて、発信者とコミュニケーションを取ることができ、通常の状況では交わることのない方々と、SNSを介して交流する素晴らしい経験が得られる。
シンプルに、僕にとってそれがとても楽しい。
コメントと学びの相乗効果
オンライン学習は「同期型」と「非同期型」に分類することができる。
「同期型」というのは、Zoomなどでライブの授業・研修を受けることである。
一方、「非同期型」は、例えばYouTubeにアップされた収録動画や、LMSにアップされた資料を読むことなどが挙げられる。
どちらが良い・悪いではなく、双方のメリット・。デメリットを考えながら、組み合わせていくことが重要である。
非同期型のオンライン学習においても、コメントすることで双方向性のある学習が可能となり、自分のペースで行うことができ、データとして残るため、後から見返すことも可能である。
コメントをすることで、ブログを読んで終わるだけではなく、自分なりに記事の内容を咀嚼し、時に内省することもある。
つまり、ブログにコメントするということは、「非同期型学習」をしているようなことだと考えている。
言語化することで、より深く自分の中に残り、学びに繋がる。
先日、ある方の介護に関する記事にコメントした経験があり、そのやりとりによって、ブログの内容をより深く感じることができた。
これは双方向のやりとりがあったからこそ、である。
SNSにおけるコメントの役割
SNSではフォロワー数が注目され、多くの人々がこの数値を気にしている。確かに、フォロワー数が多いことは影響力を高め、発信力が強まることを示す。
しかし、フォロワー数が少なくとも、コメントをすることで楽しむことが可能である。
多くの発信者はコメントをもらえて嬉しく思い、返信もいただける。
もともとSNSは、普段は知り得ない誰かと繋がり、コミュニケーションを楽しむ場であったはずである。
数値の重要性は重々承知しているが、それにとらわれず、コメントを通じて多くの人と繋がりながら、これからもSNSを楽しんでいきたいと思う。
3つの視点からコメントの価値と重要性について考えてみた。
発信することとコメントすること、両方がSNSの世界で重要な役割を果たしていることを認識し、自分なりの楽しみ方でこれからもSNSと付き合っていきたい。
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