阿部広太郎:それ、勝手な決めつけかもよ?
今日読んだのはこちら。
本書を読んでまず思ったことは。「言葉への愛がすごい」である。
著者は言葉を大切にして、他者との関係性を築いてこられたということがひしひしと伝わってくる。
副題に『だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』とある。
知らないうちに、自分あるいは他者を縛っていることがある。
「なんか違うな」と違和感があるとき、それは言葉に縛られているサインなのかもしれない。
そんなときは、一度自分がどんな言葉で解釈をしているのか振り返る必要がある。
そして自分が縛られていたことに気づき、納得のいく再解釈ができたとき、人は成長するのかもしれない。