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こんにちは。
いつも、僕のnoteをお読みいただきありがとうございます。
少し前の話になりますが、湘南美容クリニックの親会社である、SBCメディカルグループホールディングスが9月18日に米ナスダック市場へ新規株式公開(IPO)をしたとのニュースがありました。
これは、日本の美容医療業界にとって
大変、大きなニュース!
CEOの相川先生には、早速お祝いのメッセージを送らせていただきました。今回は、この上場についてお話しします。
■湘南美容クリニックが上場
湘南美容クリニックは、2000年にクリニック展開を始め、
当初は、「全都道府県に1クリニック」の目標を掲げていましたが、
難なくクリアして、現在は200以上のクリニックを運営しています。
これまでは、クリニック数を増やし、より多くの人たちが、近場で美容を受けられるようにするという経営戦略でしたが、
現在は医療大学の経営にも取り組み、幅を広げています。
現代の日本の大学では、
通常、美容医療を教えておらず、
外科・内科の主要な診療科のなかには、
「美容は医療じゃない」と思っている先生もいらっしゃいます。
僕は、相川先生にもお伝えしているのですが、
SBCが新たな美容医療教育の場を提供してほしいと思っています。
SBCのビジョンは、美容医療をさらに大きなスケールで展開するものであり、非常に意義深いと思います。
SBCがアメリカで上場を考えたのは、
資金調達も目的にありますが、
相川先生は、それ以外にも
「美容医療の先進国であるアメリカに本拠地を置くことで、
海外からの情報をいち早く取り入れられるようになる」と語っています。
日本からの発信だけでは限界がある中で、
アメリカを拠点にすることで、海外の様々な情報をいち早く収集できたり、直にディスカッションできたりと 迅速に対応できるのは大変有用なことですね。
■美容医療は人生をクリエイトする
医療が病気の治療や予防を通じて
長生きを目指すのに対し、
美容医療は「人生をクリエイト」することを目標としています。
これからは、多様な業態が融合する時代。
医療分野にもICTが導入され、
これなしでは進化が難しくなっています。
今後は、ロボットの活用や他企業との連携も必要になるでしょう。
特にヘルスケア産業とのシナジーは強く、協業しやすい分野です。
こうした分野とのコラボレーションが、
今後ますます進み、
日本の美容医療がより良くなっていくことを期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
そういえば、8月の終わりに
東大で自由診療について、
「変わりゆく自由診療を見つめる」
というテーマの講義をしてきました。
東大の医学部の学生たちも、自由診療に高い関心があるようで、
講義中に眠っている学生がいないことにも驚きました(笑)。
自分たちが将来の医療を担っていくという意識が強く、
視座が高いと思いましたよ。
このような学生さんたちを見ると、日本の未来は明るいなと感じます。
それでは、また!
次回のnoteをお楽しみに。