ヒキ/Hiki

隣人の隣人を幸せにする人(Mnnh)。芸術と解釈&表現で、自分ができる範囲のことをしています。触媒/表現/芸術/鑑賞/芸術解釈/異文化/写真/一人称は私で語ります。「新しい古本」管理人。緩やかに社会復帰中。https://twitter.com/tatsurohiki

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  • 是読んで欲しい一押しマガジン

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オンライン対話型鑑賞レポート(12/17)

オンラインで公にイベントを打ち始めて第3回目の開催になりました。今回はグラレコを入れてみて実験的にやってみました。お時間ある方はぜひ読んでどのように絵を見たか教えてくれたら嬉しいです。 鑑賞作品この日は、雨上がりでモヤがかった天気でしたので、モヤや霧などをテーマに作品を選んで鑑賞してみました。VTS(Visual Thinking Strategies)では、作品について何も情報提供はしないということですが、ある程度何か掴むものがあると創造的なコメントって出やすくなったりす

    • 対話型鑑賞レポート(11/27)

      11/27に地元は茨城県の公立小学校で図工の鑑賞の授業を実施しました。その日のレポートについて描いていこうと思います。 このときの実施対象は小学6年生2クラスに向けて実施しました。 授業構成こんな感じの計画を立てて授業を実施してきました。 先生方にもなんとなく鑑賞の方法を残せたらいいなぁと思いつつ、指導要領を確認しつつ作成しました。生徒たちも普段あまり積極的に参加しない子も能動的に参加しており、先生たちも驚きがあったそうです。 ワークシートは以下のものを使用しました。

      • 対話型鑑賞グラレコにチャレンジ!

        対話型鑑賞においてグラレコをして振り返りをできたら面白いのではないかと思ってチャレンジしてみました。自分でできないからお願いするという考え方はありますが、完全にできないから投げるのではなくやってみてからお願いしたかったんですよね。 初グラレコもはや似非グラレコです、字が汚いのが気になりますが、かつて鑑賞した作品の録画からリアルタイムに起こしてみました。誰が話しているのかを書く必要があるか迷いましたがなんとかとりあえずやってみることが重要だと自分に言い聞かせてのチャレンジ。

        • 複次元的鑑賞法について

          絵画を鑑賞することは2次元の絵とそれを観る「私」というもう一つの要素が入って3次元的になるかと思います。ですが、時間や他者を含めることで鑑賞の場における次元はあげることができるかと思っています。 2次元的絵画鑑賞といえば私は真っ先に絵画が浮かびます。ここでは2次元の世界です。当たり前と言えば当たり前ですが、ここには作品という概念しか存在しません。その背後にある作者の意図や込められた想いも絵として抽象的に存在するのみでそれ以上でも以下でもなくなります。 そこからなんとか読み

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          16本

        記事

          オンライン対話型鑑賞レポート(12/5)

          ゆるゆるとアートを鑑賞しながら対話をするイベントを実施しました。 参加者の感想を踏まえつつどんな作品を鑑賞したのかを紹介できたらと思います。 鑑賞作品この日は、久しぶりにあったかく窓からさす日差しが暖かかったので、窓や日差しをテーマにした作品を鑑賞しました。 1作品目【At a Window in the Artist’s Studio】C.W.Eckersberg,1852 2枚目【Sunlight in a Cafeteria】Edward Hopper,1958

          オンライン対話型鑑賞レポート(12/5)

          共感しすぎると広がらない

          ということで、今回は共感しすぎるとアイデアや考えが拡がらなくなっていくことについて考えて行きたいと思います〜。 完全に一致しているように見えると広がらない社会に属する上で必須になるコミュニケーションの一つである共感ですが、共感しすぎる事で「だよね〜」で終わってしまうということが言いたい私です。皆さん経験あるかと思いますが時には新しい刺激や意見のギャップがある事で考えが広がる事があります。 一度まったく同じアイデアで広がらない経験を思い出してください。 本当にまったく同じ

          共感しすぎると広がらない

          学びを学ぶ為のアドベントカレンダー【12/1】

          WSD32期も12/1で終わってしまいますが、まだまだ終わらせたくないみなさんと引き続き学び続けたいと思っている私です。 WSD(Work Shop Designer育成プログラム)とはWSDってなんだよって思う方もいると思いますので、要約して書いてみますと、こんなコンセプトのワークショップを学ぶ、学びの場です。 ワークショップデザイナーは、人と人とのコミュニケーションの場面を生み出していける専門家として、「共に」活動することを楽しめる資質を持ち、コミュニケーションを基

          学びを学ぶ為のアドベントカレンダー【12/1】

          児童A「美術館ってなに?」

          小忙しくしているとnoteをかけなくなっていることに気がつきました。しっかりと考えた足跡を残そうと思います。 「美術館って何?」先日地元は田舎の小学校で鑑賞の授業(ワークショップ)を開催してきました。その導入で、「美術館行ったことある人〜?」と問いかけたところ、シーンとする教室。不思議な空気感がありました。そして、その次の瞬間こんな言葉が聞こえてきました。 「美術館ってなに?」 美術館に行ったことのない人が多いだろうなぁという想定のもとプログラムを作っていましたのでそこ

          児童A「美術館ってなに?」

          わからないフリで作る価値創造

          「リサーチは土台以上が作れない」という話を聞きました。これをよく聞いてみると、リサーチに限らずデザインされた場では何を聞くか・話すかがあらかじめ決められているので、それの外側に潜む価値を見つけにくいということです。 自己紹介や雑談にフォーカスしても、その時には名刺や雑談のテーマなど決められた枠組みの中での会話は出てきますが、その外側のふとした気づきや発見は生まれにくいのではないかと思います。 これは、問題解決よりかは課題発見に関する話でありまして、正解や共感など意図せず狭

          わからないフリで作る価値創造

          「わからない」を楽しむには

          日々わからない状態を楽しみつつも、そのままにせずにこうやってアウトプットしていつでも振り返れる様にしている私です。 今回は、「わからない」を楽しむには何が必要なのかを書こうかと思います。「わからない」を楽しむことができればより充実した日常を過ごせるはずなのです。 「わからない」を楽しむにはわからないを楽しむには、端的に言いますと批判的思考が重要になってくると思います。なので、今回は批判的思考に的を絞って「わからない」を楽しむ要素について説明していきたいと思います。 では

          「わからない」を楽しむには

          疲れの種類

          日頃いろんなものに揉まれて疲弊してる皆様に向けて今回は、つかれの種類にいて書いてみたいと思います。読まれた方が、これを通してゆっくり休めるきっかけになれば幸いです。 疲れの種類ですが、簡単に2つに分かれるかと思います。それが、 ・身体的疲労 ・心理的疲労 です。 では、早速疲れについて書いていきます。 身体的疲労これは、そのままで身体的に疲れている状態を指します。筋肉痛や腰痛などはこちらに入ります。疲労を通り越すと、身体的故障となることが多く、こうなるとなかなか治りが遅

          疲れの種類

          私がアート鑑賞の場を作る理由

          アートを用いた対話の場を作ったりしているわけですが、何でそれをやっているかについて今回は話そうかと思います。なぜやるのかは終わりなき問いですが、現状を共有できればと思います。 はじめに、”豊か”に生きるとは私が、アートを通した対話の場を作っていく上で外せないのがこの”豊かさ”というものです。ここでの”豊かさ”とは今を十分に感じる事を吟味して、自らに価値のあることであると意味づけを行うという意味で使っていきます。 今書いた通り、私なりの”豊かに生きる”とは自らに価値があると

          私がアート鑑賞の場を作る理由

          自分を疑い続けることについて

          みなさんは何を信じて今を生きていますか?私は何を信じてすごいているのでしょうか。もしかしたら「我思う故に我あり」って感じかも知れません。今の私を信じる事で、世界は成り立っているのかも知れませんし、違うかも知れません。 今回は、忙しい日常の中であえて、自分を見つめ直す事について書いてみようと思います。 他を信じる事<自分を信じる事知り合いがこんなツイートをしていました。どういうことだよ思うかも知れませんが私はすごくいい事を考えているなぁとそれを見て思いました。なのでこのno

          自分を疑い続けることについて

          ラフでシリアスな場について考える

          ある本にこのような一節があった。われわれは人と話す時には「当たるさわりのない」ように、「相手の立場を尊重して」話すか、もしくは、敵意を丸出しにした「あげあしとり」のやりとり、そのいずれかにかたよってしまう。とくに「学問」を進めるにあたっては、他の分野はもとより、同じ専門の人同士でも、この「気楽ではあるがおそろしくきびいしい」対話をほとんどしない。 佐伯 胖(1975),「学び」の構造,東洋館出版社 確かに、私たちが対話や話し合いに向き合うときは、「あたりさわりのない」ように

          ラフでシリアスな場について考える

          私はなぜ、ご飯粒を残さないのか

          今回はなぜ、私はご飯粒の一粒までも残さずに食べようと思うのかについて考えてみようと思います。 なぜこんなことを考えるのかと言いますと、2週間後に参加予定の法政大学長岡ゼミが開催する”カフェゼミ”というオープンゼミでのテーマが「フードロスって何だろう」なので、今回は一足先に私なりのフードロスについて考えてみようと思います。 いつから残さず食べようとしてたのか私は多分小学生ぐらいから、お茶碗にご飯粒が残らないように食べていた気がします。初めはうまくお箸が使えずに食べられず怒ら

          私はなぜ、ご飯粒を残さないのか

          対話を深める練習法

          私は、よく表現に困ったときや、考えがまとまらない時に1人で対話をしています。それをU対話と勝手に呼んでいるだけなのですが、とても有効なので今回はそれについて書いて行こうかと思います。 その名もU対話U対話とは勝手に作った造語です。UターンのUです。そして、やり方は、至って簡単です。 やり方① 作ってみよう1. 紙に、微妙な表情の人を書く(目線が泳いでる、上の空、困ってるetc..) 2. 座って、正面で向き合える場所に貼る たった2行程です。30秒で準備できます。それで

          対話を深める練習法