納豆を片手で食べる装置を開発した女子高生のニュース
とても素晴らしい良い記事に巡り合ったので、投稿したくなりました。3分ぐらいのニュースです。
RSK山陽放送さんのニュースで、Yahooのトップニュースにもなっていました。岡山県立操山高校の3年生、原深唯さんの記事です。
(ヘッダー画像は、上記リンクのサイトより)
僕は今高校生向けに起業の講義などをさせて頂いています。
そういった講師として高校生と向き合った経験、また自分自身が起業した経験から、このニュースを見ました。とても素晴らしいなと印象に残りましたし、僕もとても勉強になったので、まとめたいと思います。
ちゃんと試作品を作っている
こういうビジネスアイデアのコンテストなどでは、アイデアだけで試作品まで作っている方が少ないのが実態です。原さんは、しっかりと自分のアイデアを具現化されています。その点がまず素晴らしいなと思いました。
僕ら、社会人のビジネスコンテストでも、アイデアだけのプランは多々あります。その一方で、社会人になると技術的にスキルが上がったり、お金を使いやすかったりどと、ちゃんと試作品まで作っている人が多いです。
高校生でここまでやっているのは、とても素晴らしいなと思いました。きっと開発の過程では大変なことも多々あったでしょう。それを乗り越えてきたことが容易に伺い知れる内容で、そのガッツに心が動かされました。
困り事を起点に考えている
パッと思いついたアイデアではなくて、「片手麻痺の友人」が起点となっているとのこと。ニーズの強さから着想を得て、取り組まれているのも素晴らしいと思いました。
よくあるのが、アイデア起点や技術起点で、ユーザーを無視したアイデアです。(僕もよくやってしまいます。。。)
原さんは、第一にユーザーのことを考えているようで、その点がとても素晴らしいと思いました。
このことは、起業の観点から言っても、早期にPMFを達成しやすいと思います。
この原さんように、友人のことがキッカケで、その課題に真摯に向き合うというスタンスに、感動しました。
社会性も大きい
これはもう説明不要とかと思います。
片手で生活しなければならない方は、世の中に一定数いらっしゃるでしょう。そういった方に対して、社会的な貢献性が非常に大きいですよね。
「オシャレ要素」を加えている
僕も講師として高校生のビジネスアイデアを作るのに関わっていると、女子高生の場合は特に、デザインや可愛らしさにこだわられる傾向があると感じています。
個人的には、めっちゃ良いことと思います。ご自身が今重要と思っていることを踏まえてビジネスプランを作っていくと、それが個性になりますので。過剰に競合他社を分析した上での差別化要素などではなく、こういった自分がやりたいこと起点に個性を付け加えていくビジネスプランの方が、個人的には共感を持てますし、魅力的やなと思っています。
さて、この原さんの開発したものですが、可愛らしいデザインですよね。また、開発ノートがちょっと写ってましたが「おしゃれは?」と書かれてありました。
僕ら中年男性が開発したら、こんな可愛らしいプロダクトにならないでしょう。高校生らしい点がとても魅力的やなと思いました。
書き出したら、ついついウダウダと書いてしまいましたが・・・
シンプルに感動したニュースやったので、拡散したくて書かせていただきました😃
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃