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岡山青年会議所の顔合わせで失敗した話

人前で話す機会があって、良いこと言いたかったんだけど準備が出来てなくて失敗した。という話です。何事も準備が必要。

来年の活動メンバーと顔合わせイベント


自分が所属してる団体の一つ、岡山青年会議所では毎年この時期になると来年活動する委員会とそのメンバーが決まっていて、顔合わせイベントが発生します。
岡山青年会議所の理事長予定者(来年の組織全体のリーダー)も参加して、来年はこんな方針でいこう、ということを確認していく。企業でいうと、経営指針の発表会に近いかな。

来年は二つのキーワード「フュージョン」「オンリーワン」。
新しいIT技術や岡山という街が持つポテンシャル、会員メンバーの個性などを掛け合わせて、この団体にしか出来ない事業を展開していこう。という話。
今年のキーワードは「ワクワク」「バージョンアップ」だった。
岡山青年会議所のホームページでは、毎年所信を紹介しているから勉強になる。自分の仕事で何人もメンバーを抱えるようになったら、こんなことが言えるだろうか。と想像している。

青年会議所は「型」を学ぶところだから、ある程度のフォーマットがあるとはいえ、100人以上の経営者が集まる団体のリーダーを務めるのは並大抵ではないと思う。

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(画像はイメージです)

青年会議所が発信する共通のメッセージは、若者らしく、失敗を恐れず挑戦してこう。それが自分の成長にも繋がるし、結果社業や地域、日本の発展につながる。
今年は子供の就労体験事業キッズビジネスパークと岡山城と後楽園を結ぶ月見橋という鉄橋を架け替えを提案する事業を担当して活動したけど、どれだけのことができたかな、と考える。

失敗を恐れず挑戦したことはことごとく失敗したし、失敗を恐れながら挑戦したことも失敗した。うまくいったな、と思うことの方が少ない。けど、少なくとも挑戦はしたな、と思う。


まちづくりへの想い


来年自分たちが担当する活動は、岡山の祭り、うらじゃの運営をすること。
顔合わせイベントの中で、簡単な自己紹介と来年の抱負を短く話すところがあった。

こんなことを話したわけです。

うらじゃには、もともと裏方スタッフを6年間、内2年間は実行委員会を経験しているから、現場の雰囲気は結構つかめているつもりだ。でも、祭りに参加するお客さんと、踊り子たちと、運営側の間には温度差があって、お祭りの楽しさは伝わっているけど「なんのためのお祭りなのか」という部分が伝えられるような活動ができたらいいな、と思っている。

「自分たちはお祭りをしたいんじゃない。
お祭りを通して岡山を盛り上げたいんだ」

自分は最初うらじゃが嫌いでした。うるさいし、人が多いし。でも、単に馬鹿騒ぎが目的じゃないんだと知ってから、見る目が変わったんです。

高知のよさこいが戦後復興を目的につくられたのと同じように、岡山青年会議所の先輩たちが岡山のまちを盛り上げるために祭りを立ち上げた。裏方を数年やったことで、うらじゃの背景がわかってきた。

うらじゃは岡山青年会議所のメンバーで運営している部分が大きいけど、メンバーの間でも歴史は知られていない。自分は少しだけ知っているので活かせることができればいいなと思っています。もしかしたら、その経験が邪魔になるかもしれないけど。

岡山JCへ入会したのは、うらじゃがきっかけ

自分にとって青年会議所活動が、丁度折り返しの時期。入会して3年、卒業まであと3年。実は岡山青年会議所へ入会を決めたきっかけは、うらじゃという祭りを通してなんです。実行委員会のスタッフ活動をする中で、青年会議所には「こんなに熱くて、気配りもできる人たちがいるんだ」ということに感動して、それを見ていた側から、今度はそれを見られる側になるということ。
今までは「何を与えて貰えるだろうか」と考えていた部分を「関わる人へ何を与えらえるだろうか」と考えて、当時の自分が「こんな人がいるなら青年会議所へ入会してみたい」と思えるような活動を目指していきます。

って言いたかったんだけど、うまいこと言えず失敗しました。
でも、少なくとも挑戦はした。

(写真はイメージです)

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反省点と気づき

反省点は、あと2回くらい話す練習をしたらよかったのと、何箇所か自分が受け身になるような表現になってしまったこと。

「私は、このように挑戦していきます」じゃなくて、「あなた方に、こうやっていただけるとうまくいくんじゃないかと思っています」みたいな気持ちが心のどこかにあるから、言葉に出てしまうんだろうな。

もう少し自分の想いをまとめる練習していたら、途中で気づいて気持ちの部分も修正できたかも。「こいつ、受け身のクレクレかまってちゃんだな」って思われたとしたら、とても残念だ。自分だったらそう思う。1年間その印象をどこまでポジティブに変えられるか、ハードルが上がった感があるけど、それも今の自分の姿なんだな。良い気づきになりました。

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少し話がずれるけど、昔イベントをやっていく中で、新しいメンバーが「こんなことをやってみたいんです!」と提案してきたことを「それは前に挑戦したけどうまくいかなったからダメだよ」って答えたことがあって、その場の雰囲気が悪くなったことがあった。自分としては、自分の経験から適切なアドバイスをしたつもりだったけど、なんというかマウンティングしたみたいになって「あ、自分が老害になった」と思った瞬間があったんです。

それを反省したので、経験が挑戦する気持ちを抑えないように心がけていきます。


ちなみに、懇親会は大体毎回盛り上がる。
(写真はイメージです)

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