2023/10/10 なぜ今ネイバーフッドデザインが注目されているのか?
今回はイベントの告知を兼ねて記事を書いてみたいと思います。
自治経営サミット2023
その気になるイベントは、10/20に行われるNPO法人自治経営が主催する設立3周年記念イベント【自治経営サミット2023】です。これまでコロナ禍で、リアルなイベントが出来ていなかったですが、3周年記念でやっと対面でのイベント開催になります。
テーマは【自治×ネイバーフッドデザイン】
テーマはズバリ「ネイバーフッドデザイン」についてです。
ネイバーフッドデザインを提唱しているのは、HITOTOWAの代表荒さんで、同名の著書も出版されています。
コミュニティはタブー視されていた!?
今では、当たり前のようにネイバーフッドデザインや、ネイバーフッドコミュニティと言っても、違和感がありませんが、実はほんの数年前まで、会社の中ではコミュニティを語る事はタブー視されていました。上司から俺、コミュニティとか嫌いなんだよねと、言われた事もあります。
恐らく自分たちより少し上の世代にとってコミュニティとは特定の団体の主義主張であり、体制側にとっては厄介な存在、圧力団体だったと言う背景が、あったからではないかと推察しています。
また、これまでは、コミュニティを語る人たちは、権力に対して要求ばかりをしている人たちで、この世代との関係性を忖度して来たように思います。
人はコミュニティなしでは生きられない?
しかし、コミュニティをめんどくさい、古臭いと言って、蔑ろにして来た結果、地縁としてのコミュニティはほぼ崩壊してしまい、孤立化社会になってしまいました。やはり人間はコミュニティなしには、生きて行けないのかもしれません。そこに直感的に気がついたら人たちが今、新しい形でのコミュニティとは何かを模索していると感じています。
新しい距離感のコミュニティのあり方
荒さんたちが提唱してくれたネイバーフッドデザイン、ネイバーフッドコミュニティと言う考え方は、実に僕たちの世代が模索して来た事を、言語化してくれたものだと感じています。
幾ら他人との関わりが煩わしいとしても、人は人と関らずして、人間として成長することは出来ない。そのためにも、人は人と関わり続けなければならないのです。
そのためのコミュニティのあり方をネイバーフッドと言う距離感で、どう構築するのか。ご近所付き合いにも、触媒役のような人たちがいる事で、自然な形でコミュニケーションが出来、時には、人と人とが出会うことで起きる化学反応が生じる様に場をデザインするような事を、HITOTOWAさんは実践されて来ました。
全国の各地でも、自然発生的に出来始めている
そして同様の活動が今、全国各地で、自然発生的に出来て来ています。これはこれで頼もしい事でありますが、実はそれ以上のスピードで、過疎化が進んでいる事でもあります。死んでいくコミュニティがあるからこそ、新しいコミュニティが生まれて来ているとも言えるのではないでしょうか。
今回のイベントでは、それらの取り組み事例の紹介もあります。
ヒントを見つけにイベントにご参加ください。
どうしたら新しいコミュニティを再生することができるのかヒントが、このセッションで見つけられるのかも知れません。
と言う事で10/20お見逃しなく!
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残りの席数があとわずかになっています。お申込みはお早めに
どうしても会場に来れない方のために事後配信コースもあります。
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