イノベーション『ズ』
・持続的イノベーション
開発したものが延長線上に従って成長していくイノベーション。
市場規模の把握と、成長予想もある程度可能である。
大企業が圧倒的に有利となる。
具体例(持続)
例えると
大りんご企業。
大規模な農園を持ち、りんごを品種改良し続けている場所。
既存の顧客のニーズを調査することで、競争力のある製品が開発できる。
そして会社の規模も大きく、品種改良もし続けているので
同じりんごという分野で勝負に出る新興りんご会社は
大りんご会社に手数と期間で綱を引っ張られ、勝つことが難しい。
・破壊的イノベーション
初期はなんだこれ??これいる?と言われることが多い。
アイデアを絞り出したものが多く、シンプル・安価・便利といった特徴がある。市場規模もよむことが難しい。
具体例(破壊)
例えると
大りんご会社に勝てないと判断した新興りんご会社は、
りんごで作った美容エキスを開発する。
(適当に書いたが、りんご幹細胞エキスというものがあるらしい)
最初はりんごで作ったエキスなど意味不明に違いない。
(実際りんご幹細胞ってなんやねん、が第一印象)
しかしながら、普通にりんごを齧るよりも、シンプルで、便利。
市場も未知数だが、ファーストペンギンになればブランドとして確立し、
莫大な利益を上げることも可能となる。
要約(2つのイノベーション)
商品を売る。ということにおいては、
顧客が満足できるように売るのが普通だ。
だから大りんご会社は、品種改良を続ける。
りんごの性能をずっと向上させるのだ。
新興りんご会社は、最初はエキスという謎の方法でりんごを売り出しているので、顧客は最初「?」となるが、時が経つにつれて、
実際の健康効果やメリットなどが明るみに出ると大りんご会社を破壊するレベルで市場を独占することになる。
実践(知の深化と探索)
つまるところ実践で使えることは何?
りんごで例えると
本当にりんご会社を継続させたいなら
(1番の売り上げなのだから)
りんごの品種改良を続けるのはもちろんのこと
りんごジュースやりんごエキス、りんごパック
(適当に書いたけどやっぱりあったw)
など、幅広い開発に手をつける必要があるのだ。
『両利きの経営』では
知の深化と探索、という事柄で語られている。
知の深化はもちろん大事。
でも同じくらい探索も大事。
トレーニングをするときに右腕だけ筋トレする人はいるだろうか??
いないだろう。
左腕も右腕と同じく鍛えて初めて、筋トレの効果が正しく出る。ということだ。
(でも利き手じゃない方って、鍛えるのしんどいだよね、、)
実践(組織運営)
じゃあ両利き手でどうやったらトレーニングできるだろうか考える
上記は自分他人に限らず、人の行動変容の原則である。
これを材料として考えたい。
早速AIくんとトレーニングについて相談したところ、以下の回答が返ってきたので、()で今回の記事と結びつけて解釈してみる。
利き手を考慮した運動学習方法を用いる
(まずは自組織の得意分野を生かした立ち回りを確認、要素を認識する。適切な学習方法を使い、知の深化を行った上で、軽く探索を慣らしてゆく?)屋内の環境を変えて楽しいトレーニングを行う
(軽く探索を慣らした後は、縁を変えてみる。いろんな人にアピールしたり、その人が実行することで満足できる形に落とし込む?自走効果も期待できる)プランニングして時間に余裕を持たせながら鍛えられる方法を探す
(時間にバッファを持たせて、なるべく探索に負荷をかけすぎず、余裕を持たせ、より実行することを明確にしていく。)専門家によるお手本を見せて体験者がそのまま簡単に取り入れるできる練習を紹介する
(プログラム経験年数を重ねた人がさらに次世代へシンプルに伝えていく。負荷はかけず、できるだけ、継続ができるように。継続命。
探索の意義を忘れないように何度もハッキリさせる。意義を忘れなければ満足感も付いてくる?)チームで練習を行うことで、利き手が苦手な部分を補い合うという方法を検証する
(小組織に分割し、お互いに探索を強化できるように競争させる。
小組織間で得意なもの、苦手なものを明確化し、一つ一つの小組織を適正のある人にとって魅力あるものにする。)
・まとめ
以上
・二種類のイノベーション
持続的イノベーションと破壊的イノベーション
・具体例
大りんご会社と新興りんご会社
・要約
・実践
『両利きの経営』の知の深化と探索
について書いた。
・実践2
人間の行動変容に紐づけた組織運営方法についても考察した。
備忘録的な立ち位置でざっと書いた。
りんごの樹のように多くの果実が実ってほしい