AtCoderを再開して約2ヶ月、ついに緑になりました
たつなです。無事AtCoderのレートが800を超えたので報告します。
灰色と茶色のときに一回ずつレートを落としているのが少し残念ですね。灰色と茶色で長期間停滞していることから分かる通り東大競プロerの中ではかなり出来が悪い(天才ではない)タイプだと思います。というか、
一体なんですかこれは。
AtCoderを再開した経緯
実は2019年4月にはAtCoderを初めていたのですが、周囲の天才に比べて伸びがかなり悪くC問題を解けない日々が続き、ABC128でtupleの存在を知らなかったことからついにB問題すら解けず、どうもこの競技は自分には向いていないぞということで一度は引退を決めました。(その前のABC127ではDまで解いているというのに……)しかし某ウイルスのせいで春休みが少し伸びて時間ができ、さらにTwitterのTLに毎週末人々のコンテスト結果が流れてくることもあって、2020年4月初旬くらいに再開を決意しました。
再開してからやったこと
まずはAPG4bを初めからやり直しました。あの日知らなかったtupleだけでなく、queueやbit全探索などの説明も追加されており、かなり学ぶところがありました。また、環境構築も行いました。以前はAtCoderのコードテスト画面でコードを書いていましたが、VSCodeを使うと便利という話を聞き、使用することにしました。かの悪名高い(?)bits/stdc++.hを使えるようにするのが少し大変でした。VSCodeの使用を始めたことで、よく使うアルゴリズムを保存しておいたり、コンテスト前にコードを書く準備をしておくことが可能になり、かなり効率が上がりました。
緑になるまでにやったこと
AtCoder Problemsを使って6問構成になってからのA問題B問題C問題を全て埋めました。C問題は自分が始めた当初より平均的に少し簡単だと感じました。その後DFSとBFS、Union-Find等を学びながらD問題を埋め始めました。同時に過去のA〜C問題も埋めていきました。AB埋めはあまり意味がないと言われがちですが、早解きの練習になるので悪くないと思います。最近はAtCoder ProblemsのRecommendationにある問題も解いています。
今の進捗はこんな感じです。ここ最近のD問題は比較的簡単なので、Eに取り組むことまで考えると、そろそろ水色以上の問題にも挑戦する必要がありそうです。
モチベ管理
周囲の人間が自分より圧倒的に強い競技をしていると2秒でモチベが消えます。実際に一度はそれで引退を決めた身です。そこで2つのモチベ管理手法を取りました。まずは低めの目標を立てること、次に精進グラフを自分のレートだと思うことです。1年以内に緑になるという少し低めの目標を立てることで、失敗しても大きな精神的ダメージを負わないようにできます。さらに目標期間より早く目標レートにたどり着くことで自己肯定感が増します。(横で同期や後輩が爆速で自分を追い抜いていきますが極力気にしないようにがんばります)また、精進グラフは努力さえ続ければ自動で上がります。コンテストは週に一回程度しかなく、失敗すればレートも落ちますが精進に対する努力は無限大ですよ??????
精進に対する努力は無限大ですよ??????
一体なんですかこれは。
今後の展望
次は1年で水色を目指して精進を続けたいと思います。動的計画法など書き慣れていない典型もまだまだあるので蟻本も読みつつゆっくり進めるつもりです。今度は引退することのないように焦らずいきたいですね。