サンセット&サンライズ
厳密には&は付かないけど…笑
サンセットサンライズという映画を先週見てきた。
舞台は地元の宮城県気仙沼市。釣り好きの主人公がコロナ禍をきっかけに
お試し移住をするところから物語が始まる。
お試し移住を始めてから現地の色々な登場人物と出会い主人公の成長?が描かれる物語なのだけど、この映画の興味深い点は
①東京の人
②田舎の人
2つの視点・心情が描かれていること。
自分は今、東京在住かつ気仙沼出身。
どちら側の心情もわかるし、ネガティブな要素もわかる。
住むところや送ってきた人生が違うと、同じ日本人でも思考することって違うし、衝突が起きてしまう。
コロナ禍や、人口減少がきっかけに地方への移住がホットワードになっている昨今。
サンセットサンライズでは地方移住への魅力だけでなく、大変な側面も描いているところに作者の宮藤さんに感謝したい。
近所付き合いや、利便性の悪さなんかは今まで自分たちが住んでいた街とは違うからだ。
それでも、たまに遊びに来てくれるだけで嬉しい。最後の最後にこのセリフを発したのがとても印象に残った。
これ以上はネタばれになるのでぜひ映画館でみていただきたい。
なぜなら、いきなり移住すると思い描いていた地方移住と理想とは離れた現実に直面することがあるからだ。
地方創生は日本社会にとってとても大きな課題だから色んな意見があることを承知の上で個人的に意見を出させてもらうと、
訪問者数を増やし、関係人口を増やすことからが始まりなのかなと思う。
訪れてみて良い印象が残る、そこから口コミで知人友人に広げたり、移住相談をするなりと選択肢の間口を広げることができるからだ。
そして、地方が元気になるとその地方のコミュニティの活動も活発になり
好循環を生むことができる。
その好循環な空間をソーシャルメディア等を通して発信すれば
自分も行ってみようかなという人が増えるはずだ。
最後にこれだけは声を大にして言いたいことがある
【三陸半端ねぇー!気仙沼大好き!みんな案内するからおいでよ!】
※やりたいことリストの一つに地元の気仙沼を案内するがあるので是非ー。