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芸人トーク力分析(千原ジュニア編)
芸人のトーク力を分析して、
普段の会話はもちろん、プレゼン、スピーチ、面接などに活かしていくためのシリーズ。
今日は千原ジュニアのトーク
がなぜ面白いのか。
流石に3日連続でこれはきちい。
1.千原ジュニア
千原兄弟の弟。
兄は化け物、せいじ。
大喜利などでは、頭のキレの良さを存分に発揮できる。
①天丼
お笑いには天丼という技術がある。
お笑いに詳しい人なら知っていると思うが、
一応説明する。
会話の流れやボケ、ツッコミ
から出てきたワードを繰り返し
笑いをとるという技だ。
しかし、彼の天丼は出てきたワードを
単に繰り返すだけでない。
「〇〇だけに、〜」の様なダジャレや謎かけに天丼ワードを掛け合わせている。
松本人志の天丼に似ていて、かなり特殊で高い技術が必要とされる。
プレゼンやらスピーチなどでもこれは応用できそうだ。
②擬音
彼はトーク中、擬音を多用する。
爆笑を「ドーン!」、
ドアを開ける音を「バーン!」、
と表現する。
トークに勢いと感情の変化の表現
を生んでいる。
勢いで笑いを誘い、感情の変化でペースを掴んでいる。
目を閉じていても頭の中に造形が思い浮かべることができる。
③大オチまでの小オチ
彼のトークの特徴は長いことだ。
非常に長いが、
最後まで飽きずに聞いてしまう。
なぜかというと、
最後の大オチまでに、
小さな笑いのポイントをちりばめているから。
登場人物の面白い口調や癖、発言
をトーク中に入れ込むことで、
最後の大オチを引き立たせると同時に
途中で飽きないようにしている。