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ライカM11のファームアップで困ったこと1つ(解決策あり&改善済み)
(現在配布している最新ファームウェアver.2.0.2でシャッターの開閉を指定できるようになったので、6bitセンサーを隠すタイプのアダプターでなくてもシャッターが操作できないという症状はなくなりました。ただし、個人的には6bitセンサーガラスが傷ついたりしないように隠せるタイプのアダプター推奨です。)
ライカMシステムでスクリューマウントのライツレンズを使うときはL/Mリングというアダプターを使ってMマウントに変換して上げる必要があります。
1000円台から10000円を超えるものまで各種あるのですがK&Fコンセプトの製品も含めて、3000円くらいまでの普及価格のL/Mリングは無限遠ストッパーがリングに当たらないようにした切り欠きが下部1/3ほどにえぐれており、この結果ライカデジタル機では6bitセンサーが露出します。
これ特に実害はないんだけど、見た目的に気になってて、ズマロンLを買ったときには切り欠きが1/4ほどで6bitセンサーの隠れたRAYQUALのものを購入しました。SUMMITARのものはK&Fコンセプトです。
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ライカM11は、レンズを装着せずに電源を入れたとき、今まではセンサーがむき出しになっていましたが、レンズ装着時にセンサーにゴミがつかないようにシャッター幕が降りるようになりました。
その装着の判断の可否は、どうやら6bitセンサーでやってるようです。
つまりセンサーが露光しているとレンズが装着されていないと判断する。
これにより↓のズマロンでは問題なくレンズが使えるものの…
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↓のSUMMITRARでは、黒く見えるセンサーが露出しています。手で隠れていたり、応急的にパーマセルでここを覆えば使えますが、光が当たるとレンズが装着されてないと判断されてシャッター幕が降ります。
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貧乏くさい防衛策を取るよりはきちんと対策はしたほうが良いですね。
ということで工作精度では定評のあるLightLensLabのL/Mリングをamazonの焦点工房さんのストアから購入しました。希に個体によって最短が出なかったり無限遠が合わなかったりするので、きちんとしたお店から買うのは大事です。
この情報はYouTubeでライカで検索かけてたまたま見つけたこちらの動画で気づきました。付けてお出かけしたあとでなくてよかったです。
ライカMユーザーでオールドレンズ愛用者の方、チェックされてみては?